中国が、新型コロナウイルスの感染再拡大を阻止するために人口1085万人の黒龍江省の省都ハルビン市に対して準封鎖措置を実施した。ハルビン市では最近、海外から帰国した感染者1人が71人に感染させる事態が発生した。
ハルビン市政府は22日、「市内すべての住居団地と農村の入口を封鎖し、外部者や外部車両の進入を禁止する」と明らかにした。結婚式や葬式も禁止した。公演、競技、フォーラム、展示などの大型イベントも中止になった。
中国はこれまで、「新型コロナウイルスの封じ込めに成功した」として移動規制を緩和してきた。しかし、海外流入による集団感染が再び発生して2次流行の可能性が懸念されると、驚いた中国当局が再び強硬措置に出た。
ハルビン市の連鎖・集団感染は、先月米国から香港と北京を経て帰国した留学生の韓さん(女・22)から始まった。家族と隣人が感染し、彼らの一部が訪れたハルビン市内の大型病院2ヵ所で集団感染が発生した。これにより、ハルビン市だけでなく遼寧省撫順市と内モンゴル自治区でも感染者が1人ずつ発生した。ハルビン市政府は、病院内の集団感染を受け、当時病院にいた4106人の感染を調査している。
特に、韓さんは今月初めに上海にも行ったという。中国内のコロナ再流行の範囲が広がることが懸念されている。
中国外交部は21日午後、「国内の人は海外旅行を禁止する。海外にいる人は他国への移動を禁止する」と発表した。状況が深刻になり、来月1日のメーデーの連休を控え、中国国民の国境の移動禁止を発表したものとみられる。
尹完準 zeitung@donga.com
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