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新型コロナ感染のウー・レイ、「帰国させろ」「非現実的」中国内で議論沸騰

新型コロナ感染のウー・レイ、「帰国させろ」「非現実的」中国内で議論沸騰

Posted March. 23, 2020 08:11,   

Updated March. 23, 2020 08:11

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「今すぐウー・レイを中国に帰国させるべきだ」

スペイン1部リーグのエスパニョールに所属する「中国サッカーの希望」ウー・レイ(29)が新型コロナウィルス感染症と診断された21日、中国のネットユーザーたちはソーシャルメディア(SNS)で、議論が沸騰した。ウー・レイを新型コロナ感染が拡大しているスペインにいさせないで、コロナウィルスが沈静化している中国に帰国させるべきだという。今季にエスパニョールで7得点を記録しているウー・レイは現在、スペインの自宅で自主隔離されているという。AP通信によると、スペインのコロナウィルス感染者は21日現在4946人だ。反面、中国の国家衛生健康委員会は、中国の新規感染者は46人だと発表した。

ウー・レイの帰国を巡っては賛否両論が沸騰している。中国メディア、スポーツウィークリーは「コロナウィルスに感染したウー・レイを中国に帰国させる飛行機はあるのか?航空便があるとしても(ウー・レイと一緒に搭乗する)乗務員たちまで隔離すべきだ。ウー・レイの帰国は非現実的だ」と主張した。こうした状況の中、ウー・レイはSNSを通じて「コロナウィルス感染症がなくなり、肺機能検査でも異常はなかった。早くグラウンドに戻りたい」と書き込んだ。

コロナウィルス感染者の累計が5万人を超えたイタリアでもサッカーのスタープレイヤーたちの感染例が増えている。イタリア・セリエAのACミランは21日、「うちのチームの技術理事を務めるパオロ・マルディーニ―(52)と彼の息子でACミラン・ユースチームのアタッカー、ダニエル・マルディーニ―(19)がコロナウィルス検査で陽性反応を見せた」と発表した。パオロ・マルディーニは、1990年のイタリア・ワールドカップ(W杯)から2002年韓日W杯まで4度のW杯に出場したイタリアの伝説的なDFだった。プロとしては1984年から2009年まで、ACミラン(902試合)で活躍した「ワンクラブマン」でもある。マルディーニ親子の他にもユベントスのFWパウロ・ディバラ(27=アルゼンチン)も同日、SNSを通じてコロナウィルス感染と診断されたと明らかにした。

ユベントスは、「ディバラは11日から自主隔離している。コロナウィルス感染症に関連して特別な症状はなく、健康状態も良好だ」と発表した。


鄭允喆 trigger@donga.com