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中国大使、「入国制限、WHOに従わなければ」

中国大使、「入国制限、WHOに従わなければ」

Posted February. 05, 2020 08:13,   

Updated February. 05, 2020 08:13

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「(中国人の一部の入国を制限する)韓国の措置に対して、私はあまり評価しない」

中国の邢海明・駐韓大使は4日、駐韓中国大使館での記者会見で、同日から施行された、湖北省を訪れた外国人の入国制限に対する中国の立場を問われ、このように答えた。新型コロナウイルス(新型コロナ)の感染が広がり、韓国内の中国批判世論が感知される状況で、反対の意思を積極的に示すのではなく、比較的低調に不快感を示した。

邢氏は、世界保健機関(WHO)の立場を引用する方法で、韓国が強硬な入国制限措置を取らないことを望むと明らかにした。邢氏は、「(WHOは)今回の感染症が、渡航などを不用意に妨げる必要はどこにもないと言った」とし、「WHOは、世界的かつ科学的な根拠に則っており、(入国制限などは) WHOの立場に従うのがいいのではないか」と話した。また、「(韓中が)科学的な態度で相手国のことを考え、(感染症に)対応していこう」と付け加えた。

韓国が大規模な人道的支援を決めたことに対しては、「感染症との戦いに大きな力を与えてくれて、深く感謝する。この温かいプレゼントを永遠に忘れないだろう」と話した。中国に500万ドルの支援を約束した外交部は前日、貨物機をチャーターして民間が提供したマスク300万枚など救援物資を中国武漢に送った。

韓国の出入国政策の強化をめぐって、中国が不快感を示す中、政府は追加措置を排除できないという立場を堅持している。金仁チョル(キム・インチョル)外交部報道官は4日、定例会見で、「旅行警報の調整は検討している」と話した。


韓基渽 record@donga.com