
酷使されているとの批判があるなか、久々の休養を取っている孫興民(ソン・ミンスン=27、トッテナム・ホットスパー、写真)がビッグゲームを控えている。23日、ロンドンのトッテナム・ホットスパー・スタジアムで行われるプレミアリーグ(EPL)第18節チェルシー戦だ。
ロンドンを本拠地とするチーム同士のライバル戦である上、来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権がかかるリーグ4位を巡る戦いでもある。5位まで順位を挙げたトッテナム(7勝5分け5敗、勝ち点26)が勝てば、現在4位のチェルシー(9勝2分け6敗、勝ち点29)と勝ち点で並ぶが得失点差で上回り、順位が入れ替わる。一時14位まで転落したトッテナムとしては、再びトップ4入りを狙えるチャンスだ。チェルシーはジョゼ・モウリーニョ監督の古巣でもある。
またトッテナムはチェルシー戦を皮切りに悪名高い「ボクシングデー」日程に突入する。クリスマス連休を前後してEPLリーグ戦が過密し、体力消耗が激しい期間だ。26日のブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC戦、29日のノリッジ・シティ戦、来年1月2日のサウサンプトン戦が待っている。
モウリーニョ監督就任後に7試合連続で出場した孫興民は、チェルシー戦にも先発出場するとみられる。モウリーニョ監督は最近、バイエルン・ミュンヘンとの欧州CLのB組最終戦に体力温存のために主力メンバーを大挙休ませたが、孫興民は出場させた。また、孫興民には攻撃だけでなく、守備に加担させてきた。15日のウルヴァ―ハンプトン戦以降、試合がなかった孫興民にとっては体力管理に特に神経を使わなければならない時だ。
李元洪 bluesky@donga.com






