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バドミントンの新星アン・セヨン、コリアオープン1回戦で韓国代表エースと対決

バドミントンの新星アン・セヨン、コリアオープン1回戦で韓国代表エースと対決

Posted September. 25, 2019 08:26,   

Updated September. 25, 2019 08:26

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「私だって遊びたいですよ。買い物もしたいし…。練習はしたくないですね(笑)」

アン・セヨン(17=世界ランキング41位)はバドミントン韓国女子の未来だ。中学校3年生だった2017年12月、史上最年少で代表選考戦を突破し華やかに登場したアン・セヨンは、今年5月、国際バドミントン連盟(BWF)ワールドツアー・スーパーシリーズ(10、300、500、750、1000の5段階)の300段階大会のニュージーランドオープンで自身初のワールドツアー優勝を果たした。どうぞよろしくお願い致します。同月、「スディルマンカップ」と呼ばれる世界混合団体選手権で女子シングルス世界1位のタイ・ツーイン(24=台湾)を破る波乱を巻き起こしたアン・セヨンは、7月にはスーパー100段階のカナダオープンで再び頂上に立ち、東京五輪出場の可能性を高めている。

国際舞台で著しい成績を挙げているが、コートの外では遊びたい気持ちでいっぱいの、まぎれもない普通の高校生だった。24日、BWFスーパー500段階大会のコリアオープン・バドミントン大会が開かれている仁川(インチョン)国際空港スカイドーム近くのホテルで取材に応じたアン・セヨンは、25日の女子シングルス試合を控えて午後の練習に向かうところだった。夜明けの練習を終えた後、仮眠を取ったというアン・セヨンの顔には疲れがもろに出ていた。

「いつも遊びたいと思っているけど、正直どこに行って遊んだらいいかもよく分からないんです(笑)。でも目標に設定したことを早く達成するためには、この程度のことは我慢できると思います。自分が選んだ道ですから」。

アン・セヨンの25日の女子シングルス1回戦相手は韓国代表のエース、ソン・ジヒョン(28=10位)だ。二人の対決は韓国女子シングルスの「新旧エース」同士の対戦として早くから関心を集めた。二人は7日の台湾オープン女子シングルス準決勝で対戦したが、ソン・ジヒョンが2-0(21-19、21-15)で制した。ソン・ジヒョンは同大会で金メダルを、アン・セヨンは銅メダルを獲得した。ソン・ジヒョンは「セヨンは守備が良くてミスが少ない方なのでしっかり気を使わなければならない相手だ。私の高校時代と比べて、遥かにうまいと思う」と話した。アン・セヨンは、ソン・ジヒョンとの対決について「コートの外では良い先輩だけど、試合をする時は競争相手ですからね。最善を尽くすことがマナーだと思っている」と話した。


チョ・ウンヒョン記者 yesbro@donga.com