Go to contents

「人形のプレゼントですか?その代わりディズニーの株をください」

「人形のプレゼントですか?その代わりディズニーの株をください」

Posted April. 29, 2019 08:33,   

Updated April. 29, 2019 08:33

한국어

かつての米国の子供たちが誕生日のプレゼントとしてミッキーマウスの人形をもらったなら、最近の子供たちは、ウォルト・ディズニー社の株を好む。CNNは、誕生日、クリスマス、記念日などのプレゼントとして、現物よりは資産増殖に貢献する上場企業の株が高い人気を得ていると、25日(現地時間)報じた。

株のプレゼントは、子供たちに早くから経済観念を形成させ、大人には、資産ポートフォリオを多様化するのに役立つ。記念として「株券」を一緒に渡すことができ、特定日に株をプレゼントとして与えることができるので、サプライズ・プレゼントも可能だ。

株は、経済的観点からも賢明な贈り物に挙げられている。市場情報企業・リフィニティブによると、株価は短期間騰落を繰り返すが、ニューヨーク証券取引所でスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)500指数は今年は17%、過去10年間は239%上昇した。米国では、株をプレゼントする際は別に譲渡所得税を課さず、株式を贈り物として受け取った人も売買で差益を得るまでは、別の税金を納めない。

株のプレゼント購入オンラインサイト「GiveAShare.com」によると、ウォルト・ディズニー社の株式は、このサイトが開設された2002年から「プレゼントとして人気のある株式」部門で累積1位を記録した。ハーレーダビッドソンは2位、ナイキは3位についた。コカ・コーラ(5位)、スターバックス(7位)、フォード(8位)、アンダーアーマー(10位)などの有名企業の株式も根強い人気を集めている。マンチェスター・ユナイテッド(4位)、アトランタ・ブレーブス(6位)などのスポーツ球団も、ギフト株の上位についた。CNNは、「人々は、自分が頻繁に使ったり、好きな会社の株を知人にプレゼントする傾向がある」と伝えた。

米プロフットボールリーグ(NFL)選手のラッセル・ウィルソン(31)は最近、シアトル・シーホークスとの4年間で1億4000万ドル(約1625億ウォン)を受け取る契約を終えた後、同僚13人にそれぞれ1万2000ドル(約1393万ウォン)ずつ計15万6000ドルのアマゾン株をプレゼントした。

米タブロイド・TMZが公開した手紙の中でウィルソンは、「長く続くものをプレゼントしたかった。あなたは私の人生に投資した。これはあなたに行う私の投資だ」と伝えた。CNNは、「アマゾン株は、今年は27%高騰し、この10年間の成長振りは2000%に達している。ウィルソンのプレゼントはまともな選択だ」と評価した。


任寶美 bom@donga.com