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韓米SCMの会議場に「ナン・ルーガー・ルーム」選んだ米国

韓米SCMの会議場に「ナン・ルーガー・ルーム」選んだ米国

Posted November. 01, 2018 08:11,   

Updated November. 01, 2018 08:11

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韓米安全保障協議会(SCM)の場所が関心を集めている。米ペンタゴン内の多くの会議室の中で、「ナン・ルーガー・カンファレンス・ルーム(Nunn-Lugar Conference Room)」で開催されたためだ。旧ソ連の核廃棄を主導した上院議員サム・ナン(民主党)、リチャード・ルガー(共和党)氏の業績を記念する会議室だ。

 

1990年代初め、冷戦の終結でソ連が崩壊すると、核兵器の処理が米国の最大の課題に浮上した。当時、米上院外交委員会所属のナン氏とルガー氏は91年、「ナン・ルーガー法」を発議し、超党派でソ連の核解体に着手した。旧ソ連に残された大量の核弾頭と大陸間弾道ミサイル(ICBM)、化学兵器を廃棄するために技術と資金を支援する内容だった。

米国は92年から4年間、16億ドル(約1兆8230億ウォン)を提供し、数千発の核弾頭とミサイルを廃棄することができた。2人は4月、米紙ワシントン・ポストへの寄稿で、北朝鮮核問題の解決にも同じ方法を適用しなければならないと主張した。軍関係者は、「SCMをナン・ルーガー・ルームで開催することで、北朝鮮の非核化に対する米国の意思とメッセージを強調したのではないか」と指摘した。


尹相虎 ysh1005@donga.com