Go to contents

トヨタとソフトバンク、自律車とカーシェアリングで手を組んだ

トヨタとソフトバンク、自律車とカーシェアリングで手を組んだ

Posted October. 05, 2018 08:30,   

Updated October. 05, 2018 08:30

한국어

日本を代表するトヨタ自動車と情報技術(IT)企業のソフトバンクグループが、自律走行車と車の共有分野から手を組んだ。

トヨタ自動車の豊田章男社長とソフトバンクグループの孫正義会長は4日午後、東京千代田区のとあるホテルで記者会見を開き、オンデマンド車両サービス提供会社「モネテクノロジー」(モネ)を今年設立すると発表した。両社の合弁は今回が初めてだ。

モネは、トヨタ自動車の自律運転システムなどのモビリティプラットフォームとソフトバンクグループの人工知能(AI)データを結合して、さまざまな車のサービスを提供する計画だ。最近トヨタ自動車が公開した自律走行車「e-パレット」が地域内のさまざまなサービスを提供する形である。車両共有から移動コンビニ、高齢者診療が可能な病院車両、移動型飲食店などの事業を構想している。都市はもとより、高齢者の多い町や立ち遅れた農村などにも利用される予定だ。

日本の時価総額基準でトップと2位の企業であるトヨタ自動車とソフトバンクグループの合弁は、半年前、トヨタ自動車が先に提案した。孫会長は同日の記者会見で、「(合弁の提案を聞いて)本当かどうかを2度も聞いたほど驚いたが、コラボレーションをしなければならない時代が到来したことは確かだ」と語った。これに対して豊田社長は「毎年、世界で交通事故により125万人が死亡しており、これを『0』にしたいという思いを孫会長と一緒にすることになってうれしい」と語った。


東京=キム・ボムソク特派員 bsism@donga.com