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文大統領「リビで誘拐された国民の救出に最善を尽くせ」

文大統領「リビで誘拐された国民の救出に最善を尽くせ」

Posted August. 03, 2018 09:40,   

Updated August. 03, 2018 09:40

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文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、リビアで韓国人1人が武装集団に誘拐・拘束されている事件と関連して、「国家が持つあらゆる力を動員して救出に最善を尽くしてほしい」と指示した。

金宜謙(キム・ウィギョム)大統領府報道官は2日、論評を通じて、休暇中の文氏のこのような指示を公開し、「政府は事件発生直後から今まで、誘拐された国民の安全と帰還のためにリビア政府およびフィリピン、米国など友好国と緊密な協力体系を維持している」と明らかにした。文氏の指示が下されたのは先月6日の誘拐直後だが、これまで誘拐の事実は政府との報道協定で報じられていなかった。また、金報道官は、「アデン湾で任務を遂行していた青海(チョンヘ)部隊は、スエズ運河を経由してリビア近海に派遣され現地で対応にあたっている」と明らかにした。

金報道官は論評で、「のどの渇きを癒せていない」、「一粒の雨を待っている」などの文学的な表現を使った。これに対して野党からは、「誘拐された国民の命がかかっているのに、大統領府は情報よりも流麗な美辞麗句に神経を使っている」という批判も出た。


韓相準 alwaysj@donga.com