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北朝鮮唯一の国際空港、平壌順安飛行場から発射

北朝鮮唯一の国際空港、平壌順安飛行場から発射

Posted August. 30, 2017 09:37,   

Updated August. 30, 2017 09:45

29日の北朝鮮の中距離弾道ミサイル発射は、平壌(ピョンヤン)の順安(スンアン)飛行場からのものだ。国家情報院は同日、国会で開かれた情報委員会で、「北朝鮮が順安飛行場からミサイルを発射した」とし、「(順安)飛行場からの発射は初めて」と明らかにした。

国家情報院は、北朝鮮が順安飛行場を選んだ理由として「機動性」を指摘した。野山で発射すれば、移動式発射台にのせてミサイルを移動した後、固定式の式発射台にミサイルを移すために時間がかかるが、飛行場はアスファルトなので発射準備の時間が短縮されるなど機動性がいいということだ。国家情報院は、「平壌の関門である順安飛行場から発射したことは大変な事件」と強調した。順安飛行場は軍飛行場であり北朝鮮の唯一の国際空港だ。金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長を「友人」と呼ぶ米プロバスケットボールNBAの元スター選手、デニス・ロッドマン氏などが海外から北朝鮮に来る時に使用する飛行場だ。

平壌の住民のアクセスが容易という点を考慮して順安飛行場を選んだという分析もある。北朝鮮は10日、朝鮮中央通信を通じて、「火星12」でグアムへミサイルを発射した時、「歴史的なグアム包囲射撃を人民に公開することも検討中」と明らかにし、「人民に勇気を奮いたたせ、米帝の哀れな境遇を認識させることに目的がある」と説明した。このため、グアムへのミサイル発射の予告篇として今回の発射を平壌の住民に大々的に公開する目的で、アクセスの良い順安飛行場を選んだということだ。

 

北朝鮮が、「米国の北朝鮮に対する先制攻撃など軍事的行動を恐れない」ということを誇示しようと意図的に金委員長の執務室など北朝鮮軍指揮部の施設に近い順安飛行場を発射場に選んだという分析もある。挑発しても報復されないという確信があるということだ。梁茂進(ヤン・ムジン)北朝鮮大学院大教授は、「北朝鮮の中距離弾道ミサイルの性能に対する自信も一役買っただろう」とし、「海岸ではなく内陸から発射しても途中で墜落しないという自信があって順安飛行場を選んだのだろう」と指摘した。



孫孝珠 hjson@donga.com