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就任からわずか10日間で更迭、米ホワイトハウス広報部長

就任からわずか10日間で更迭、米ホワイトハウス広報部長

Posted August. 02, 2017 07:32,   

Updated August. 02, 2017 08:17

「10日間でスカラムッチ氏がしたこと:就職、出産、結婚生活の終了、そして失業」

「トラブルメーカー」のアンソニー・スカラムッチ広報部長が、就任からわずか10日後の先月31日(現地時間)に更迭されると、ソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)上ではこのようにスカラムッチ氏を嘲る書き込みが溢れた。ネットユーザーは、「スカラムッチいじり」に余念がない。ツイッターで、「冷蔵庫の中にある牛乳の賞味期限がスカラムッチ氏の任期より長い」、「最高のカメオだった」などと皮肉った。

米国のトランプ大統領をしのぐ暴言で、「トランプ・ミニ・ミー(Mini Me)」というニックネームをつけられたスカラムッチ氏は、ホワイトハウスで権力争いを起こす中心人物だと批判を受けてきた。トランプ大統領の選挙陣営の経済諮問だったスカラムッチ氏は、ラインス・プリーバス前大統領首席補佐官が自分の起用を反対したとして、プリーバス氏を「いまいましいやつだ。偏執症だ」と攻撃した。スティーブン・バノン首席戦略官にも暴言で非難した。同日、サンダース大統領報道官は、「大統領はスカラムッチ氏の発言がポストに不適切だったと考えた」と述べ、スカラムッチ氏の解任を伝えた。

スカラムッチ氏がかき回したホワイトハウスのように、スカラムッチ氏の家庭も平和ではなかった。先月29日、現地メディアは、スカラムッチ氏の露骨な政治野心とトランプ大統領に対する盲目的な忠誠を我慢できなかった妻が先月初めに離婚訴訟を起こしたと報じた。先月24日、早産のため子供が新生児集中治療室にいるにもかかわらず、妻に「おめでとう。子供のために祈る」とメールを送り、世論の非難を受けた。スカラムッチ氏は同日、ツイッターに、トランプ大統領とエアーフォースワンに乗って並んでポーズを取る写真を投稿した。順風満帆なウォール街出身の金融家だったスカラムッチ氏は、ホワイトハウス入りして10日で傷だらけになった。

同日、任命されたジョン・ケリー大統領首席補佐官は、「ホワイトハウス内の混乱を静める」最初の課題としてスカラムッチ氏を解任したと見られている。米政治専門サイト「ポリティコ」は、ケリー補佐官が「バラバラに動いている」ホワイトハウスのウェスト・ウイングの統制権を掌握するために、まずスカラムッチ氏を解雇したと報じた。またケリー補佐官は、ホワイトハウスのすべての関係者に自分に先に報告するよう指示した。トランプ大統領の長女のイヴァンカ大統領補佐官とその夫のクシュナー大統領上級顧問もこの指示に従うことになった。米誌ニューヨーカーは、「ケリー補佐官は、トランプ大統領を統制できる数少ない人物のようだ」と評した。

スカラムッチ氏の「屈辱」はこれで終わりではない。米紙ワシントン・ポストは同日、今週に配達されたハーバード・ロースクールの卒業生名簿にスカラムッチ氏が「故人」と誤って表記されたと伝えた。



ウィ・ウンジ記者 wizi@donga.com