
今季に獲得したチェ・ヒョンウ(34)に兵役を終えて復帰したキーストンコンビが加わると、KIAは一気に優勝候補の戦力を備えた。食物打線と揶揄されたKIA打線は容赦なき野獣の打線に一変した。先月29日でKIAのチーム打率は.302でリーグトップだ。
両選手は、安定した守備だけでなく打席でも大活躍している。現在打率.376のキム・ソンビンは遊撃手では1994年の李鍾範(イ・ジョンボム)以来23年ぶりの打撃王を目指している。低い身長(165センチ)に極点に下半身を低く構えて、リーグで最も低いストライクゾーンを形成している。強い下半身のパワーを伴わなければ維持できない難しい姿勢だ。速くて強い下半身のスイングは、今シーズン「恐怖の9番打者」に生まれ変わった最大の理由でもある。
相棒の活躍はアン・チホンにも良い刺激になった。直近の10試合で4安打を放った試合だけでも2度あったアン・チホンは、先月29日の三星(サムスン)戦で二桁本塁打を達成した。2014年(打率.339、18本塁打)のキャリアハイ記録は十分超えるペースだ。
アン・チホンは、今季開幕を控えて、「2011年と2012年には元気よく楽しく野球をした。『ちびのキーストン』と呼ばれことへのプライドも高かった。ところが2013、2014年はソンビンさんが負傷をして意外と一緒に出場できなかった。今年は本当に継続して一緒にプレーした」と話した。その希望通り、キム・ソンビンは今シーズンに全試合に出場している。いざ、開幕直前にアン・チホンが肋骨負傷で1週間離脱したのを除いては、二人はいつもセンターラインを守っている。
一緒にKIAのキーストンを守る3番と8番。花札の最強の役である「38クァンテン」を手にした金監督の背番号は77だ。幸運の数字7を二つもつけて、良いエネルギーをもらいたい気持ちが込められている。この頃の金監督の顔に笑みが消えないわけだ。
任寶美 bom@donga.com






