
李龍大は先週末、兵役恩恵を受けて4週間の基礎軍事訓練を終えて韓国を発った。李龍大は中国の広州チーム所属で3試合を行った後、インドに渡り、年明けの3日からムンバイ・ロケッツのユニホームを着て2週間プレーする。
8月のリオデジャネイロ五輪を最後に代表引退を宣言した李龍大は、国内の実業チームでの活躍とともに、海外リーグ出場を並行する計画だ。自ら「バドミントンのノマド(遊牧民)」と名乗る李龍大は、「新しい挑戦と経験ができるのでわくわくしている。世界を回りながらいろんなことを学びたい。馴染まない環境に早く適応したい」と話した。陸軍訓練所にいる間、体重が4キロ近く減ったという李龍大は、「長い時間ラケットを手放していたので試合感覚の方が心配だ。実戦ゲームを通じて短期間でコンディションを引き上げるつもりだ」と語った。李龍大は、過去にも中国、インドネシア、マレーシアでプレーした経験がある。当時、コートでの華やかなパフォーマンスや優れた容姿で現地の女性ファンを中心に高い人気を集め、バドミントンの韓流ブームを巻き起こした。
李龍大が飛び込んだインドは、最近バドミントンのすそ野が急速に広がっている中、リオ五輪でPVシンドゥが女子シングルスで銀メダルを獲得したことでバドミントンへの関心がさらに高まっている。アジアバンドミントン連盟のキム・ホンギ事務総長は、「昨年に男子シングルス世界ランキング1位のリー・チョンウェイがインドで2週間プレーして2億ウォンの収入を挙げた。国と企業が積極的に投資し、世界の有名選手を獲得している」と話した。インドリーグには6チームがあり、李龍大が加入するムンバイは、昨年準優勝した。李龍大とともにコ・ソンヒョン、ユ・ヨンソン、ソン・ジヒョンもインドリーグ進出を目指している。
金鍾錫 kjs0123@donga.com






