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コロンビア内戦終結、今度こそ終止符を打つか

コロンビア内戦終結、今度こそ終止符を打つか

Posted December. 02, 2016 08:30,   

Updated December. 02, 2016 08:30

コロンビア政府と52年間武装闘争を繰り広げた左翼ゲリラ・コロンビア革命軍(FARC)が署名した新たな和平合意文書が議会を通過した。

1日、AP通信によると、先月30日に両者が用意した新しい和平合意文書がコロンビア上院で賛成75票、下院で賛成130票で可決された。上下院いずれも反対票はなかった。

これにより、半世紀以上続いたコロンビアの内戦を終わらせる公式の根拠ができた。コロンビアの内戦は、中南米で最も長期に及ぶ内戦で、22万人以上が死亡し、600万人以上の難民が発生した。

今回の和平合意文書は、今年9月に政府とFARCが署名して世界的に注目された。当時、合意文書作成を主導したコロンビアのサントス大統領はその功労が認められて今年ノーベル平和賞を受賞した。しかし、和平合意文書は10月の国民投票で、賛成49%、反対50%で否決され、難関にぶつかった。その後、政府とFARCは和平合意文書を改正し、国民投票ではなく与党が多数党である議会の承認を経て、締結するかどうかを決めることにした。

しかし、コロンビアに実際の平和が訪れるかどうかについて依然として懐疑的な見方が多い。和平合意文書の反対派がゲリラ指導部の残虐行為を処罰する条項を求めたが、新しい合意文書に十分に反映されなかった。

ウリベ前大統領が率いる「民主センター」は合意文書の内容と締結の手続きを問題視し、議会の採決に参加しなかった。ウリベ前大統領は、和平合意文書に対する国民投票を求める大規模な街頭デモに参加することを決めた。

ゲリラがコロンビア社会に復帰して暴力組織が量産され慢性的な社会問題である麻薬、殺人、強姦などの犯罪が増加する恐れがあると懸念されている。ゲリラが保有する武器や麻薬栽培施設などをコロンビア政府が把握して廃棄できるかも疑問だ。



李世亨 turtle@donga.com