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犯人捕まらないまま時効となった記憶の中の複数の事件

犯人捕まらないまま時効となった記憶の中の複数の事件

Posted November. 26, 2016 09:02,   

Updated November. 26, 2016 09:15

「あいつは笑いながら町を歩き回っているのだろうか」

殺人罪の公訴時効が過ぎてから犯人を逮捕しても、刑事処罰できない事件が少なくない。

代表的なものが、映画「殺人の追憶」でよく知られている京畿華城(キョンギ・ファソン)の連続殺人事件だ。1986年9月から1991年4月までの4年7か月間、10回に渡って起きた女性性暴行殺人事件だ。警察が全力を挙げて捜査し、様々な通報が寄せられたが、ついに犯人を逮捕することができなかった。その公訴時効が2006年4月に切れて、世間を恐怖に陥れた犯人は、最後まで捕まらなかった。

映画「あいつの声」で制作された1991年1月に起きたイ・ヒョンホ君(当時9歳)の誘拐殺人事件も、2006年1月を最後に、これ以上捜査対象にはできなくなった。1991年3月に起きたカエル少年の行方不明・死亡事件も同年、時効となった。行方不明となってから11年6か月後の2002年9月、カエル少年たちの遺骨が、大邱(テグ)にある臥龍山(ワリョンサン)中腹で発見されたが、犯人の手がかりは見つからなかった。

1999年11月、済州道済州市(チェジュド・チェジュシ)にあるとあるマンションの入口前交差点で、イ某氏(当時44歳)が、自分の車の中で大量出血で死亡した状態で見つかった。鋭い凶器で胸やお腹を3度も刺された。車の内部や道路上には血痕が飛び散っていた。イ氏は、検事として在職した後退職し、故郷で弁護士事務所を開業していた。この事件も同様に、犯人は見つからないまま、2014年11月に時効となり、永久未解決事件となった。

「歯科医の母娘殺害事件」も、代表的未解決事件と言われている。1995年6月に歯科医だったチェ某氏(当時31歳)や氏の娘が、ソウル恩坪区(ウンピョング)にある自宅の浴槽で死亡した状態で見つかった。当時、有力容疑者として外科医だった夫のイ某氏が持ち上がった。イ氏が妻や娘を殺害して自宅に火をつけたという検察と、明白な物的証拠がないという弁護人との間で、激しい法的攻防が実に7年8か月間も続いた。2003年、最高裁判所はイ氏に無罪を言い渡し、2010年時効となった。

25日、警察庁によると、2012年から2014年までに時効となって、犯人が捕まらなかった殺人事件は計8件に上る。



金東爀 hack@donga.com