
◆精神文化芸術人総連合会の総裁はアン・ソジョン氏だ。「ハヌルビッ(空光という意)瞑想研究院」院長だという。朴氏は2013年に刊行した「愛とは大事にすることだ」という題の本の中で、アン氏を自分の師匠だと明らかにした。アン氏のハヌルビッ瞑想は「桓檀古記」流の思想と国仙徒流の瞑想とを結合させたものとみられる。アン氏が再現しようとしたのは、高句麗の東盟や夫餘の迎鼓などの祭天行事だったが、実際は再現と呼ぶにも稚拙な水準のものだった。サムルノリや地神祭りなどの式前行事を皮切りに、天祭や祈祷瞑想、国泰民安を祈願するシャーマン儀式などの順で行われた。
◆朴氏は、「愛とは大事にすることだ」という本の中で、「アン院長の下で瞑想勉強をした時、マゲを結って白い服をまとった老人が現れたが、東学農民運動の指導者である全琫準(チョン・ボンジュン)将軍だった」と言い、「氏が私に朝鮮末期の王の日記である日省錄を渡した」と書いた。シャーマンの儀式をしても、瞑想をしてもそれは自由だが、このようなとんでもないことを語る人に、国民の安全を任せるのは気になる。
◆朴氏は、韓国市民ボランティア会の理事長だ。韓国市民ボランティア会は、旧行政自治部(行自部)の認可を受けて作られた非営利団体だ。氏は、行自部官僚だった1995年の設立時からこの団体に関わってきた。市民ボランティアと天祭再現とは奇妙な結合といえる。朴氏は、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政府で女性家族部次官を務め、一緒に盧政府で働いた金秉準(キム・ビョンジュン)首相候補が安全処長官に推薦した。国民を安全にさせるのは、シャーマン儀式ではなく、専門家的識見だが、朴氏は防災関連部署で働いた経験が全くない。
宋平仁(ソン・ピョンイン)論説委員
송평인기자 ソン・ピョンイン記者 pisong@donga.com






