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チャップンの剛速球がカブスを救った WS2勝3敗に

チャップンの剛速球がカブスを救った WS2勝3敗に

Posted November. 01, 2016 08:44,   

Updated November. 01, 2016 09:14

後がないシカゴ・カブスのベンチが選択したのは、抑えのアロルディス・チャップマン(28)の早期登板だった。チャップマンは自身最長となる2回と3分の2を投げ、無失点に抑え、チームの期待に応えた。決着は第6戦以降に持ち越された。

31日、シカゴのリグレー・フィールドで行われたカブス対クリーブランド・インディアンズのワールドシリーズ第5戦。前日まで1勝3敗で崖っぷちに立たされていたカブスは、この日、3-2の1点差でリードしていた7回1死2塁のピンチを迎えると、躊躇うことなくチャップマンを登板させた。世界最速(最高球速169キロ)の男は自身最多42球を投げ、1点差を守り切った。

7回の先頭打者ホセ・ラミレスを空振り三振に斬ったチャップマンは、ブランドン・ガイヤーに死球を与え、2死1、2塁のピンチを迎えた。だが、次の打者ロベルト・ペレスを二塁ゴロに打ち取ってイニングを終えた。8回の2死3塁の場面では、フランシスコ・リンドーアから163キロの直球で三振を奪って危機を逃れた。9回には三者凡退に抑えたが、最後の打者ホセ・ラミレスは三球三振に仕留めた。3球はいずれも球速163キロを計測した。

カブスは、2回にラミレスに先制ソロ弾を打たれたが、4回にクリス・ブライアントの同点ソロ弾と連続安打などで3点を挙げ逆転に成功した。カブスがリグレー・フィールドで行われたワールドシリーズで勝利したのは1945年10月9日にあったデトロイトとのワールドシリーズ第6戦以来で71年ぶりだ。第6戦は2日、クリーブランドの本拠地プログレッシブ・フィールドで行われる。


イ・ホンジェ記者 uni@donga.com



이헌재 イ・ホンジェ記者 기자uni@donga.com