
31日、シカゴのリグレー・フィールドで行われたカブス対クリーブランド・インディアンズのワールドシリーズ第5戦。前日まで1勝3敗で崖っぷちに立たされていたカブスは、この日、3-2の1点差でリードしていた7回1死2塁のピンチを迎えると、躊躇うことなくチャップマンを登板させた。世界最速(最高球速169キロ)の男は自身最多42球を投げ、1点差を守り切った。
7回の先頭打者ホセ・ラミレスを空振り三振に斬ったチャップマンは、ブランドン・ガイヤーに死球を与え、2死1、2塁のピンチを迎えた。だが、次の打者ロベルト・ペレスを二塁ゴロに打ち取ってイニングを終えた。8回の2死3塁の場面では、フランシスコ・リンドーアから163キロの直球で三振を奪って危機を逃れた。9回には三者凡退に抑えたが、最後の打者ホセ・ラミレスは三球三振に仕留めた。3球はいずれも球速163キロを計測した。
カブスは、2回にラミレスに先制ソロ弾を打たれたが、4回にクリス・ブライアントの同点ソロ弾と連続安打などで3点を挙げ逆転に成功した。カブスがリグレー・フィールドで行われたワールドシリーズで勝利したのは1945年10月9日にあったデトロイトとのワールドシリーズ第6戦以来で71年ぶりだ。第6戦は2日、クリーブランドの本拠地プログレッシブ・フィールドで行われる。
イ・ホンジェ記者 uni@donga.com
이헌재 イ・ホンジェ記者 기자uni@donga.com






