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リディア・コがリオ五輪に向けて快進撃、最速でシーズン3勝目

リディア・コがリオ五輪に向けて快進撃、最速でシーズン3勝目

Posted June. 28, 2016 07:27,   

Updated June. 28, 2016 07:32

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世界ランキング1位のリディア・コ(19)が米女子ツアー(LPGA)で今季3勝目を挙げた。コは27日、米国アーカンソー州ロジャーズのピナクルCC(パー71)で終わったアーカンソー選手権で通算17アンダーで大会最少打を記録して頂点に立った。

KIAクラシックとANAインスピレーションでの優勝に続き今季3勝目を飾ったコは、賞金30万ドル(約3億5000万ウォン)を獲得した。シーズン3勝は、今季最多勝と並ぶ記録。コが、これまでシーズン3勝目を挙げた時点は、2014年11月と2015年8月。プロデビュー後、最速での3勝目を挙げるなど、好調ぶりを見せているのは8月のリオデジャネイロ五輪に合わせて調子を引き上げたからとみられる。

今季のコは、13大会に出場し9度もトップ10入りした。来月の全米女子オープンを控えて1週を休憩する予定のコは、五輪出場に備えて予防接種を受ける計画だ。最近、世界トップクラスの男子ゴルファーたちが相次いで五輪不参加を宣言しているのとは対照的に、コは「子供の時にテレビで見るだけだった五輪に出場するのは大きな光栄だ。表彰台に登れたら凄いことになるだろう」と語った。

最終日に精巧なパットで揺るぎのないプレーを繰り広げたコは、同じ組で回ったモーガン・プレッセル(米国)は後半に3連続ボギーで崩れ、優勝争いから脱落した。同日、コは4打差の首位を走っていた18番(パー5)で2打目を池に落としたのに続き、4打目もグリーンを超えてフリンジに乗せたが、パッターでボールをピン近くに寄り付けてはボギーを記録して勝利を守り抜いた。

コが五輪金メダル候補に相応しい活躍している間、メダル競争が予想される韓国勢は沈黙した。キム・セヨンは予選敗退し、田仁智(チョン・インジ)と梁煕英(ヤン・ヒヨン)は並んで50位で大会を終えた。



김종석기자 キム・ジョンソク記者 kjs0123@donga.com