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三星電子、第1四半期の営業利益6.6兆ウォン ギャラクシーS7効果か

三星電子、第1四半期の営業利益6.6兆ウォン ギャラクシーS7効果か

Posted April. 08, 2016 07:47,   

Updated April. 08, 2016 07:52

結局は戦略の勝利だった。「ギャラクシーS7」シリーズを例年より1ヵ月早く発売し、需要予測に成功した三星(サムスン)電子は、ITモバイル(IM)部門の好実績のおかげで、今年第1四半期(1~3月)は「アーニングサプライズ」を記録した。米国などの主要市場でのギャラクシーS7の販売好調が続いており、第2四半期(4~6月)の業績予測も「晴れ」という期待が出ている。

三星電子は今年第1四半期に6兆6000億ウォンの暫定営業利益を上げたと、7日公示した。前四半期の6兆1400億ウォンより7.4%、前年同期(5兆9800億ウォン)よりは10.37%が伸びた。先月末、証券街では予測値の平均を5兆1700億ウォンと示した。市場の期待を1兆ウォン以上も上回ったことになる。

第1四半期の業績改善を率いた主人公は、ほかならぬ無線事業部だ。先月4日に発売したギャラクシーS7シリーズが、史上最短期間である20数日間で1000万台以上が販売されたおかげだ。

三星電子は、昨年8月のギャラクシーノート5の発売時から、戦略スマートフォンの発売日程を1ヵ月ずつ繰り上げる「実験」に踏み切ってきた。アップルのアイフォーン6の猛烈な勢いに、プレミアム市場を多く食い込まれたことによる非常対策だった。この時の経験を生かして、今年もギャラクシーS7を前作より1ヵ月早く発売した。2月21日(現地時間)の公開後、半月後である3月4日から予約販売を開始したギャラクシーS7は、同社のこれまでのスマートフォンの中では最も早いスピードで1000万台の販売台数を超えた。

三星電子の高位関係者は、「実は、最初の月での1000万台突破は、ギャラクシーS5やギャラクシーS6の時も同じだった」と言い、「初度物量供給後の実際の販売傾向がどれほど続くかが、成功如何を決めることになるが、今回は確かに(実販売傾向が)いい」と話した。

第2四半期も、ギャラクシーS7の良い業績を期待できるという意味だ。実際、現在、米ベライゾンなどの超大手通信会社各社ですら、物量が足りないという。

ギャラクシーS6シリーズ時に積んでおいた「失敗の経験」も元肥になっている。昨年、三星電子はギャラクシーS6エッジを巡る需要予測に失敗し、供給に支障が生じた。

今回は、エッジ型を中心に積極的にマーケティングを行うなど、割合正確な需要予測をした結果、生産や供給に支障はないという。さらに、メタルとフレキシブルディスプレイを巡る経験が積み上げられたことで、コスト削減や収率改善を実現した。電子業界では、IM事業部門は2014年第2四半期以降、約2年ぶりに再び3兆ウォン台の営業利益を記録しただろうとみている。これに加えて、為替相場の上昇効果で、当初懸念していたことより、部品(DS)部門の業績悪化が予測を下回って善戦したことも役立っているという分析が出ている。



김지현 기자 キム・ジヒョン記者 jhk85@donga.com