
伝統的な白いキャディ服にグリーンの帽子をかぶったコは、9番(135ヤード)では、ケビン・ナの9番アイアンを借りて直接ティショットまでしたが、ボールをカップの60センチのところにつけて、軽くバーディーを決めた。コは、「ジョーダン・スピースやリッキー・ファウラー、ローリー・マキロイなど多くの選手たちと会話しながら楽しんだ。忘れられない思い出になった」と話した。
1960年から始まったパー3コンテストは、出場選手たちが自身のキャディを務めた妻や恋人、知人らを帯同してファンと楽しむフェスティバルの性格を帯びている。今年は、史上最多の9つのホールインワンを記録し、ギャラリーたちを熱狂させた。同じ組となったジャスティン・トーマスとファウラーは、4番で連続してホールインワンを記録した。二人と同じ組だったスピースだけが、このホールでホールインワンを出せなかった。80歳のベテランであるゲーリー・プレーヤーは、7番でティショットしたボールが、グリーンの傾斜に沿って、「ㄱ」の字に曲がって入り、史上最高齢のホールインワンを達成した。
プロゴルファーのホールインワンの確率は3000分の1だという。今回、イベントが行われたパー3コースは、全長が1060ヤードであり、70ヤードから最高で140ヤードまでの9ホールが造成されており、出場選手らはうららかな天候の中、精巧なウェッジショットで直接ピンを狙いながら、ホールインワンを量産してきた。史上最少打数である8アンダー19をマークしたジミー・ウォーカーが優勝を飾った。マスターズでは、パー3コンテストのチャンピオンが、いざ本大会では優勝できないジンクスがある。
김종석기자 キム・ジョンソク記者 kjs0123@donga.com






