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10年ぶりの「スターウォーズ」シリーズに全米が熱狂?

10年ぶりの「スターウォーズ」シリーズに全米が熱狂?

Posted December. 22, 2015 07:30,   

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10年ぶりに公開された映画「スターウォーズ」シリーズに、米全域が熱狂している。年末をターゲットにするハリウッドのブロックバスター映画と言うよりは、米国が生んだ「クラシック」の帰還という点で、社会的ブームに発展している。

まずは、統計で様々な記録を塗り替えている。「スターウォーズ/フォースの覚醒」を配給するウォルトディズニー社は、映画公開第一週目の週末のボックスオフィス(興行収入)が、2億3800万ドルになったと発表した。これは、今年6月に公開された「ジュラシックワールド」の2億880万ドルをはるかに上回っている。スターウォーズのチケット販売額は、米国とカナダでの公開日である18日の一日間で1億2050万ドルに上ったが、一日のチケット販売額が1億ドルを超えたのはスターウォーズが初めてだ。

最近、米国はどこでもスターウォーズの話で持ち切りだ。先週末ロサンゼルスやニューヨークなどの大都会では、映画ファンたちがスターウォーズの主な武器である光る剣(ライトセーバー)を持って決闘する「フラッシュモブ」(不特定多数の人による突発的なパフォーマンス)が同時多発的に行われた。米国のバラク・オバマ大統領は18日ハワイに休暇で行く前に、ホワイトハウスでR2D2やストーム・とルーパーなど映画の主要キャラクターが登場するレセプションに出席してミシェル夫人とダンスし、ジョシュ・アーネスト報道官は同日、ホワイトハウスの記者会見場にR2D2と共に登場し、記者たちの笑いを誘った。

短い歴史のためこれといった古典映画のない米国で、勧善懲悪がはっきりしており、個人と集団の興亡盛衰まで絡んでいるスターウォーズは、一種の「映像版三国志」と呼ばれている。ニューヨークタイムズは「商業的にはもちろん、文化的にも全世界を圧倒する、ハリウッド100年歴史のほぼ唯一の作品」とし、「初のシリーズものに対するノスタルジア(郷愁)まで考慮すれば、今後スターウォーズシリーズがどれほどの収入を上げられるか、予想すらできない」と伝えた。



ddr@donga.com