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LGオーレッドテレビ、米スーパーボウル試合時に1秒当たり1億ウォンの広告

LGオーレッドテレビ、米スーパーボウル試合時に1秒当たり1億ウォンの広告

Posted December. 18, 2015 07:25,   

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LG電子が第1四半期に100億ウォンに上る大規模なマーケティングに乗り出す。LG電子は来年2月に、米国で開かれるスーパーボウル試合に、オーレッドテレビ広告を出すと17日明らかにした。北米アメリカンフットボールリーグであるアメリカンフットボールリーグ(NFL)の決勝戦であるスーパーボウルは、世界で最も人気の高いイベントの一つだ。

スーパーボウルは平均広告単価が1秒に1億〜2億ウォンほどであり、世界でテレビ広告料が最も高い。LGグループの系列会社がスーパーボウルに広告を出すのは初めてだ。業績悪化の中でも、オーレッドテレビの知名度を高めるための思い切ったベティングと受け止められている。

LG電子は、「来年行われるスーパーボウル試合は50回を迎えるだけに、全世界の2億人を超える視聴者が広告を見るだろうと見込まれている」とし、「LG電子もまた、来年が国内初のテレビ事業開始から50周年を迎える年であり、スーパーボウル広告を通じてLGテレビの新たな跳躍を実現させる計画だ」と説明した。

年明けに行われた第49回スーパーボウルは、米国だけで1億2000万人が視聴し、米市場で最も多くの視聴者が見た番組に記録されている。特に、スーパーボウル広告は、試合の途中に人気歌手が公演する「ハーフタイムショー」より視聴率が高いほど、毎年大きな関心を受けている。スーパーボウルの広告が高い単価にも拘わらず、1年前にすでに売り切れとなる理由でもある。

LG電子に先立って、三星(サムスン)電子や現代(ヒョンデ)自動車、起亜(キア)自動車などの国内企業各社も、スーパーボウル広告を数回流した。2008年以降、7年連続でスーパーボウル広告をやってきたが、今年不参加となった現代自も、来年は広告を再開することを決めた。

LG電子が今回公開することになるオーレッドテレビ広告は、映画監督のリドリー・スコットとジェイク・スコット親子が一緒に制作して、話題となっている。映画「オデッセイ」や「グラディエーター」などで知られているリドリー・スコットは、「オーレッドは、監督の製作狙いをそのまま見せられる唯一のテレビだ」と主張した。スーパーボウル広告を6回も製作した経験のあるベテラン監督のジェイク・スコットは、「オーレッドの革新性に感銘を受け、今回、作品に参加することになった」と感想を伝えた。



jhk85@donga.com