
米共和党の大統領選レースで40代の代表走者であるマルコ・ルビオ上院議員(44)が急浮上している。ドナルド・トランプ、ベン・カーソン両氏が依然として支持率「ビッグ2」を形成しているが、暴言や貧弱なコンテンツでいつバブルがはじけるか分からない状況であり、ルビオ氏が「第3の道」と見られている。
ルビオ氏は先月28日、共和党の第3回テレビ討論で、トランプ、カーソン両氏が振るわない中、卓越した討論能力を披露し、注目を引いた。特に、「政治的メントー」のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事に当てこすった口調で批判されると、「大統領選挙に出馬したのであり、ブッシュと争うために出たのではない」とカウンターパンチを飛ばし、「ブッシュの代案はルビオ」という世論づくりに成功した。
第3回討論の後、先月31日に発表されたIBD/TIPP共同世論調査で、ルビオ氏は11%を獲得して初めて10%台を超え、トランプ氏(28%)、カーソン氏(23%)に続き3位になった。米国の億万長者で、今年、三星(サムソン)物産と第一毛織の合併を妨害しようとしたエリオットファンドの創業者ポール・シンガー氏は最近、寄付者に送った手紙で、「予備選挙の正しい方向を提示する候補はルビオだ」と書いた。
共和党がルビオ氏に注目するのは、彼が新たに就任したポール・ライアン下院議長と共に共和党内の「若いリーダー」を代表するだけでなく、苦しい家庭環境から成功したストーリーを持っているためだ。キューバ移民の母親は家政婦、父親はバーテンダーとして働き、ルビオ氏をマイアミ大学のロースクールまで進学させた。ルビオ氏は早くから政治に関心を持ち、フロリダ州議会から、州下院議長を経て、連邦上院議員にまでのぼりつめた。「貧困家庭」出身で一種の「白人オバマ」のイメージを備えている。
さらにキューバ移民であるため、共和党が脆弱なヒスパニック票の吸収力もある。人口が増加しているヒスパニック有権者は、来年の大統領選挙のキャスティングボートになる可能性が高い。






