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日本ロッテ・辛東主前副会長、光潤社代表の登記に韓国名

日本ロッテ・辛東主前副会長、光潤社代表の登記に韓国名

Posted October. 20, 2015 07:28,   

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日本ロッテホールディングスの辛東主(シン・ドンジュ) 前副会長は14日、韓日支配構造の頂点にある光潤社の代表取締役に就いたことを機に、これまで使ってきた「重光宏之」の名前を捨て、「辛東主」という韓国名を名乗ったことが明らかになった。

東亜(トンア)日報が19日、日本法務省で確認した光潤社の登記謄本によると、辛前副会長は14日、自分の名を、日本名から韓国名に変えた。居住地も、「東京渋谷区」から始まるこれまでの住所ではなく、「大韓民国ソウル特別市城北区(ソンブクグ)」で始まる韓国の住所を使った。光潤社は、韓日ロッテグループの持ち株会社・ロッテホールディングスの持ち分の28.1%を所有する筆頭株主だ。

辛前副会長が韓国名で登記したのは、これからは日本でも韓国名で活動するということをはっきりさせたためだ。氏は韓国語はできないが、国籍は韓国となっている。日本で不便を強いられても、自身のアイデンティティを明白にしたことで、韓国ロッテグループの経営権確保の意志を強調したのだ、という見方も出ている。

これまで、ロッテグループのトップ一家は、日本で活動する際は、利便性のため日本名を使ってきた。辛格浩(シン・キョクホ)総括会長は重光武雄、辛東彬(シン・ドンビン)ロッテグループ会長は重光昭夫だった。公式書類はもとより、行事に出席したり、メディアとのインタビューの際も、日本名を使ってきた。そのため、日本国内ではロッテは日本企業だと認識している人が多かった。

謄本には、弟の辛会長について、「重光昭夫、10月14日付で解任」と書かれている。監査役には、7月にロッテホールディングスで辛総括会長を退任させたときに一役買っていた今村修氏が解任され、広渡嘉秀氏が選任された。



peacechaos@donga.com