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梁煕英が驚異の9ホール連続バーディー、LPGA記録に並ぶ

梁煕英が驚異の9ホール連続バーディー、LPGA記録に並ぶ

Posted October. 19, 2015 07:31,   

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ホールがもっと残っていたら優勝も狙えるところだった。自ら「ぞっとした」と言うほど、梁煕英(ヤン・ヒヨン=26・ピエンエス)の終盤の勢いは驚異的だった。

18日、仁川(インチョン)スカイ72GC・オーシャンコース(パー72)で行われた米女子プロゴルフ(LPGA)ツアー・KEBハナ銀行選手権の最終ラウンドで、梁煕英は10番から18番あでの9ホールで連続バーディーを奪う記録を打ち立てた。1999年にベス・ダニエル(米国)がザ・フィルップスインビテーショナルで打ち立てた記録と並ぶ偉業だ。米プロゴルフ(PGA)ツアーでは、マーク・カルカベッキア(米)が2009年に同じ記録に並んだ。韓国女子プロゴルフ(KLPGA)ツアーでは、チョ・ユンジ(ハイウォンリゾート)が今年5月のE1チャリティオープンで作成した8ホール連続バーディーが最高記録だ。

31位タイで最終ラウンドを終えた梁煕英は同日、10アンダー62でコースレコードに並び、通算13アンダー275で1位のレクシー・トンプソン(米=15アンダー273)に2打差をつけられた4位タイでホールアウトした。自身の最多連続バーディー記録(6ホール)を超えた梁煕英は、「後半からアイアンショットが思うように打てるようになって、ピン近くまでボールを寄せ付けることができた。LPGA歴史に記録を残すことができたのは光栄」と話した。

優勝争い組より3時間ほど早くラウンドを終えた梁煕英は、「練習の中でプレーオフにも備えたい」と話したが、惜しくもそのチャンスは訪れなかった。3位タイでスタートしたトンプソンは2位タイ(14アンダー)のパク・ソンヒョン(ネップス)、ヤニ・ツェン(台湾)の追撃を1打差で振り切った。韓国系のリディア・コー(18=ニュージーランド)と首位タイでスタートしたパク・ソンヒョンだが、パットが乱れ優勝には届かなかった。

今大会で優勝すれば朴仁妃(パク・インビ=27)を抜いて世界ランキング1位と年間最優秀選手、賞金ランキングで単独首位に踊り出ることができたコーは、この日はスコアを伸ばせず4位タイ(13アンダー)に止まった。しかし、8万4114ドルの賞金を獲得したコーは、獲得賞金の累計が241万6164ドルとなり、朴仁妃を抜いて同部門1位となった。15位タイ(8アンダー)で大会を終えた朴仁妃の獲得賞金累計は236万9917ドル。