
世界アーチェリー連盟(WAF)が2016リオデジャイネイロ五輪に先立って開催された五輪テストイベント(プレオリンピック)で完璧な優勝を飾ったアーチェリー韓国女子代表を「今の時代の最高」と持ち上げて詳細に紹介した。
WAFは21日、ホームページで「予選1位で決勝ラウンド1回戦は不戦勝となった韓国は、準々決勝、準決勝、決勝で1セットも逃さずに優勝を果たした。とくに(ロンドン)五輪個人戦王者の奇甫倍(キ・ボベ=27・光州広域市庁)は決勝で射た6発のうち5発が10点に命中した」と驚きを示した。奇甫倍が10点を逃した1発は9点に刺さった。
カン・チェヨン(19=慶煕大)、チェ・ミソン(19=光州女子大)、奇甫倍で組まれた韓国女子代表は20日(現地時間)、リオデジャネイロで行われたプレオリンピック・リカーブ団体戦で、ジョージア(準々決勝)、中国(準決勝)、ウクライナ(決勝)を相次いでセットスコア6−0というパーフェクトゲームを達成して頂点に立った。4セット制で行われるリカーブ団体戦70メートルの距離で6発(3人が2発ずつ)を撃つ。それぞれのセットを勝てば2点、引き分ければ1点を獲得し、先に5点以上を獲得したチームが勝つ。
WAFは韓国代表の関係者の話として、3人のうち最後のシューター(アンカー)として出た奇甫倍を「経験が豊富なので、緊張せざるを得ない最後の瞬間にも弓をどう射れば良いか、良く分かっている選手だ」と紹介した。韓国代表は第一シューター(オープナー)にカン・チェヒョン、第二シューター(ミドル)にチェ・ミソンが配置された。
韓国女子代表は、来年のリオデジャイネイロ五輪で団体戦8連覇に挑む。韓国女子代表はアーチェリーが五輪の正式種目になった1988年のソウル五輪以降、団体戦金メダルを一度も逃したことがない。
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