
タイガー・ウッズ(米国・写真)は21日、米国ノースカロライナ州グリーンズボロのセッジフィールドCC(パー70)で開幕した米プロゴルフ(PGA)ツアー・ウィンダム選手権の第1ラウンドに出場し、初めて青緑の防止を被った。同大会は来週始まるプレーオフへの出場資格を決めるスター選手は殆ど参加しないB級大会だ。ウッズも昨年までは、一度も参戦したことがない。
しかし今シーズンに激しい不調でプレーオフ出場が困難になったウッズは、藁をもつかむ気持ちで新しい帽子とともに同大会に参戦した。出だしは良かった。ウッズは、7バーディーと1ボギーで6アンダー64を叩いては、「ようやくラウンドを終えて、何かと素晴らしいという気持ちを感じた」と言って笑った。ウッズのスコアは、2013年のブリヂストン・インビテーショナルの第2ラウンドで61打を記録して以来の最少ストロークだった。
今季メジャー大会3連続の脱落という屈辱をなめたウッズは、第1ラウンドでフェアウェーキープ率は50%に止まったが、グリーン的中率は77.8%と高く、パット数も26に過ぎなかった。
ウッズがプレーオフに出場することになれば、フェデックス杯ランキングを125位以上に引き上げなければならない。そのためには、今大会で少なくとも2位以上の成績が求められる。ウッズは首位タイのウィリアム・マクガート、エリク・コンプトン(以上米国)に2打差の7位タイでラウンドを終えた。
2回も心臓移植手術を受けたフェデックス杯ランキング114位のコンプトンはプレーオフへ出場の希望をつなげた。招請選手として出場したアン・ビョンフンは3アンダー67で35位タイとなった。フェデックス杯ランキング147位の崔京周(チェ・ギョンジュ)は66位タイ(2アンダー68)と振るわなかった。






