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「老いたが私はまだ役に立つ」 シュワルツェネッガ−とクラークが来韓

「老いたが私はまだ役に立つ」 シュワルツェネッガ−とクラークが来韓

Posted July. 03, 2015 07:26,   

「韓国には個人的に休暇のため来たことがあり、映画のPRのため、またカリフォルニア州知事時代にも来たことがあります。再び来ることができてうれしく思います」(アーノルド・シュワルツェネッガー )

2日公開した映画「ターミネーター:ジェネシス」で主人公のターミネーターT−800役を演じたアーノルド・シュワルツェネッガー(68)とサラ・コナー役のエミリア・クラーク(28)が来韓した。シュワルツェネッガーの来韓は2013年、韓国の金知雲(キム・ジウン)監督のハリウッド進出作「ラスト・スタンド」のPRのために韓国を訪問して以来2年ぶりのこと。

1984年に第1作が出た「ターミネーター」シリーズは、今回の映画で再び第1作が始まった時点に戻り、新しい物語を始める。同日、ソウル江南区駅三洞(カンナムグ・ヨクサムドン)のとあるホテルで行われた記者会見で、シュワルツェネッガーは、「最初、ターミネーターとして帰ってきてほしいという提案を受けた時、素晴らしい脚本であるべきだという条件を掲げた。今回の映画は緊張感やアクション、感情の渦巻き、どんでん返しのある映画だ」と語った。

アクション俳優から政治家への道に進み、2003年から2011年にかけて、米カリフォルニア州知事を歴任した彼はその後、「ラスト・スタンド」を始め、「エスケーププラン」、「サボタージュ」などに出演して、再び役者に戻ってきた。

ターミネーターでは、1984年当時とは違う、年取ったT−800として出てくる。小さい時に両親を亡くしたサラを、まるで父親のように面倒を見ながら未来に備えさせる役割だ。シュワルツェネッガーは、「今朝も、明け方4時半に起きて、1時間ほど運動をした」と言い、「第1作の時のような体つきを作るため、4キロほど体重を増やした。普段より運動を2倍に増やさなければならないが、40年間アクション演技をやってきたので、難しいことではなかった」と話した。

クラークは今回の映画で、悪役のターミネーターT−1000を演じた李炳憲(イ・ビョンホン)について、「彼を撮影現場で見守るだけでも驚異を感じるほどだった。特殊効果のいらない演技をする役者だ」といい、「ターミネーター」の次の作品を撮影することになれば、彼と一緒にやりたいと思う」と語った。シュワルツェネッガーとクラークは同日、ソウル蚕室(チャムシル)ロッテワールドタワーでレッドカーペット行事と試写会を行った後、3日、日本に向け出国する。

今回出てくるターミネーターT−800の「私は老いたものの、まだ役に立つ」というセリフは私だけでなく、われわれ皆のための言葉です。再び韓国に来ることが願います。アイル・ビー・バック(I‘ll be Back)」



iamsam@donga.com