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韓国初の人間型ロボット「ヒューボ」、米災害五輪で優勝

韓国初の人間型ロボット「ヒューボ」、米災害五輪で優勝

Posted June. 08, 2015 07:23,   

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2004年に最初のモデルとして開発された韓国初の人間型ロボット「ヒューボ(HUBO)」(写真)が11年の性能改善を経て、世界最高の災害対応ロボットに生まれ変わった。KAISTヒューマノイドロボット研究センターは5日と6日(現地時間)、米国カリフォルニア州ポモナ市のイベント会場「フェアプレックス」で開催された「DARPAロボティクスチャレンジ」(DRC)で優勝した。同大会は、米国防総省高等研究計画局(DARPA)が主催する災害対応ロボット競技会で、完成度の高いロボット制御技術を備えた世界最高のロボット開発チームが参加し、「ロボットオリンピック」と呼ばれる。

KAISTヒューマノイドロボット研究センターが中心になって出場した「チームKAIST」は6日、最終決戦で8つの種目(8点満点)を44分28秒で完了し、米国、日本、ドイツなどのロボット強国から参加したロボットたちを交わした200万ドル(約22億ウォン)の優勝賞金を手にした。

DRCは日本福島原発事故を契機に、極限状況下でロボットを人間に代わって災害の現場で作業に当たらせる趣旨で催された大会。ヒューボは同日、車両を自ら運転し、会場のドアを開けて中に入り、冷却水のバルブを閉め、電動工具で壁に穴を開けるなどの任務を肩癖にこなした。

KAISTヒューマノイドロボット研究センターの呉俊鎬(オ・ジュンホ)センター長(機械工学科教授)は、「韓国で100回以上の練習を繰り返したし、3週以上を米国で合宿練習を実施した」とし、「今後、より優れた性能の災害対応ロボットを開発するなど、世界で適用可能なロボットを作りたい」と抱負を語った。



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