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泥酔状態で警察官に「技」をかけた異種格闘技選手

泥酔状態で警察官に「技」をかけた異種格闘技選手

Posted May. 11, 2015 07:15,   

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2月6日午前1時40分ごろ、光州光山区(クァンジュ・グァンサング)のとあるコンビニ前。異種格闘技選手のイ某氏(28)は、電話をしていたA氏など2人に、「肩をぶつけた」と突っかかって、暴行を加えた。イ氏は詰め掛けてきたソ某警長(32)が身元を確認しようとすると、「知り合いの後輩たちに、刑事が多い」といいながら暴言を浴びせかけた。さらに、ソ警長の足を掛けて倒した後、顔や足などを足で踏みつけた。

ソ警長は一緒に出動したチョン某警部(45)と力を合わせて、ようやくイ氏を押させることができた。手錠が掛けられた状態で交番に連れて行かれたイ氏は、自分を異種格闘技選手だと明らかにした。キム某警長は、「イ氏は酒を飲んでいたが、泥酔状態ではなかった」と明らかにした。

ソ警長はその翌日、足の痛みを感じて病院を訪れ、膝前十字靭帯の破裂で全治12ふうの診断を受けた。すぐに人工筋肉で切れた十字靭帯を繋ぐ手術を受けた。ソ警長は手術後6ヵ月間、リハビリを受けなければならない。ソ警長は現在、病気休暇を出してリハビリを受けている。警察の関係者は、「ソ警長がリハビリ治療後も障害が残りそうな気がして心配だ」といい、「公権力を無視する風潮が招いた事件だ」と話した。

光州地裁刑事2単独の趙燦榮(チョ・チャンヨン)部長判事は、傷害や公務執行妨害容疑で拘束起訴されたイ被告に、懲役6ヵ月を判決したと、10日明らかにした。イ被告は酒に酔っての犯行だと主張したが、裁判部はイ被告が記憶をなくすほど酔っていたわけではなかったと判断した。



peneye09@donga.com