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CDを追い越したストリーミング、昨年米音楽市場で売上拡大

CDを追い越したストリーミング、昨年米音楽市場で売上拡大

Posted March. 20, 2015 07:19,   

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フィナンシャル・タイムズ電子版は18日、米音楽市場でストリーミングサービスがCDの販売量を上回り、最大の収益源であるデジタルダウンロードの牙城まで脅かしていると報道した。

ストリーミングサービスを利用すれば、毎月約10ドルで好きなだけ楽曲を聞くことができる。一方のデジタルダウンロードは、聞きたい楽曲をパソコンにダウンロードして保存できるものの、相対的に費用が高い。世界的なポップスターのテイラー・スウィフトは昨年、ストリーミングサービスが創作者の著作権を捨て値で売っているとし、自分の全ての音源をストリーミングサービスから削除した。

にもかかわらず、昨年ストリーミングサービス会社は、前年比29%増の18億7000万ドルの売上を達成した。全体売上(69億7000万ドル)の27%に当たる。一方CDの売上は、12.7%も減少した18億5000万ドルに止まった。デジタルダウンロードは全体売上の37%に当たる25億8000万ドルを記録した。12年29億ドルでピークに達して以来、下落傾向をたどっている。

アメリカ—レコード協会(RIAA)のキャリー・シャーマン会長は「レコード会社は今やデジタル音楽会社だ」とした上で、「収益源の3分の2以上を、多様なデジタルフォーマットから創出している」と述べた。しかし、米国の音楽市場は5年連続伸び悩んでいる。ストリーミングサービスの売上拡大が、音源による全体収益の縮小につながっているとの批判が説得力を持つ部分だ。



confetti@donga.com