人気バラエティ番組で出演者が登山中に軽く一杯、ネット掲示板に賛否両論

バラエティ番組のなかで、登山中マッコリを一杯飲むシーンが放送されたのは、果たして不適切なことか？

ＫＢＳ第２テレビの番組「ハッピーサンデー：一泊二日」は１５日、出演者らが江原旌善郡古汗邑（カンウォン・チョンソングン・ゴハンウブ）の咸白山（ハムベクサン）に登る途中、マッコリを飲むシーンが放映された。同日のゲストの女性デュオ・ダビチの姜鏜耿（カン・ミンギョン）が持ってきたマッコリを、デフコンを始めとした複数の出演者が一杯ずつ分けて飲んだ。「私は山岳人だ」（杯を指しながら）「専門道具」などの字幕が一緒に出てきた。

放送後、「一泊二日」サイトの視聴者掲示板には、「制作陣は飲酒登山が大変危険なのにこれを助長し、まるで登山の目的が飲酒であるかのように扱った」という反対意見や、「少量を飲んだだけなのに飲酒登山と批判するのは言いがかりだ」など賛否両論の意見が飛び交った。

放送中の飲酒シーンは、度を越せば放送通信審議委員会（放審委）の審議を受ける。ＳＢＳ番組「ねえ、あなた」は、２０１３年、出演者たちが爆弾酒を作って相手に勧めて飲ませるシーンが放映され、法定制裁の「注意」を受けた。放審委の関係者は、「放送中の飲酒シーンが度を越したり、繰り返されれば制裁を受けることもありうる」と話した。

jjj@donga.com