SKテレコムの子会社のSKプラネットやKT、LGユープラスなど国内モバイル通信会社のアプリケーション(アプリ=応用プログラム)マーケットを運営している3社が、アプリストアのインフラ統合プロジェクトを始めた。グーグルプレーストアやアップルアプリストアが掌握している国内アプリ市場で、アプリストアの競争力を確保するための共同対応だ。
10日、モバイル通信業界によると、3社は、Tストア(SKテレコム)、オレマーケット(KT)、U+ストア(LGユープラス)などのインフラを統合する「ワンストアプロジェクト」を開始し、9日、各社の開発者らに関連説明メールを配布した。これらの会社は4月初頭、各社が運営している開発者センターを統合開発者センターに切り替え、通信3社のストアアプリやゲームなどのサービスを統合管理する予定だ。
これまで、ゲームやコンテンツの開発者たちは、モバイル通信3社のアプリマーケットごとに異なる規定にあわせて商品を開発して登録しなければならなかった。統合開発者センターに転換されれば、一つの商品を3社のアプリストアで同時に登録できる。
情報通信技術(ICT)業界の関係者は、「開発者たちは3社間のコラボで、国内のスマートフォン加入者に一度で会えるチャンスを手にすることになり、ユーザーもさまざまなコンテンツを便利にダウンロードできる」と話した。
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