ギャラクシーＳ６にモバイル決済「三星ペイ」搭載か

三星（サムスン）電子が３日、曲線ディスプレイを形象化したイメージが盛り込まれた「ギャラクシーＳ６」の公開イベントの招待状（写真）を社内ブログ（samsungtomorrow.com）に公開した。

主要グローバル事業者やパートナー会社、メディアなどに送られた招待状によると、三星電子は来月１日（現地時間）、スペイン・バルセロナで開かれる世界最大規模のモバイル展示会「モバイルワールドコングレス（ＭＷＣ）」の開幕直前にイベントを開催し、ギャラクシーＳ６を電撃的に公開することになる。

招待状には、黒地に「what’s　Next」（次は何だろう）と書かれている。その上には、外形シルエットを思わせる銀色の曲線イメージが描かれており、これまで業界で予測してきたように、ギャラクシーＳ６はメタル素材の枠に、「ギャラクシーノートエッジ」のように曲線ディスプレーが適用されたバージョンが一緒に出てくるものと見られる。

ギャラクシーＳ６には、三星電子が社内で開発したモバイル決済サービス「三星ペイ」（仮称）も搭載されるという。三星電子は、三星ペイサービスのため、米電子決済技術のスタートアップ・ループペイと協議しているという。ループペイは、マグネチッククレジットカードの決済機にスマートフォンをかざせば、自動的に決済されるマグネチックセキュリティ伝送（ＭＳＴ）技術を持っている。

三星電子は、米国内でモバイル決済サービスが可能になるよう、主要クレジットカード会社と接触しているという。現在、三星電子は、国内や中国でギャラクシースマートフォンを利用したモバイル決済サービスを提供している。