
「タバコを沢山持っているが…」
会社員のウ某氏(32)はがネイバーのコミュニティ「チュンゴナラ(中古の国)」に、タバコ関連の書き込みが掲載されると、こう書き込んだ。ネットユーザーが、ウ氏のハンドルネームを検索して手にした携帯電話の番号に連絡がくると、タバコの購入意思の有無を打診した。その後、ネットユーザーと直接会い、値上げ前に買い溜めしたタバコを、市場販売価格より安く売った。
ウ氏は、今年からタバコ価格が1箱当たり2000ウォン値上げされるというニュースを耳にし、昨年10月から12月にかけて、大手スーパーなどを回りながら、タバコ3171箱を買い溜めした。チュンゴナラを通じて、コンビニのモバイル商品券を5%割引された価格で購入した後、市場価格より安くタバコを買い集めた。コンビニを経営する友人のシン某氏(32)からタバコを大量に購入する手口も使った。このようにして集めたタバコを、ネットユーザーに2度販売し、計160万ウォンあまりの不当利益を手にした。
ウ氏だけではなかった。会社員のバク某氏(33)とシン某氏(34)は、チュンゴナラに「1箱4000ウォンで売る」という書き込みを掲載し、実際に販売した。彼らも昨年11月と12月に、街頭のコンビニやスーパーでタバコをバク氏は215箱、シン氏は351箱を買い溜めしていた。現行のタバコ事業法では、小売人の指定を受けずにタバコを販売した場合、6ヵ月以下の懲役、または500万ウォン以下の罰金と定められている。ソウル鐘岩(チョンナム)警察署は、ウ氏など4人を検挙して在宅起訴したと、21日明らかにした。






