
北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の異母弟である金平一(キム・ピョンイル)駐ポーランド大使(61)が、最近チェコ大使に赴任したことが確認された。1998年に駐ポーランド大使に赴任して以来、17年ぶりの異動だ。李根(リ・グン)外務省米州局長が金平一氏の後任となる。
韓国政府当局者は21日、「金平一氏がチェコ大使に赴任したことが確認され、李根局長もポーランド大使赴任のためのアグレマン(駐在国の同意)を受けた状態だ」と明らかにした。
金日成(キム・イルソン)主席と2番目の夫人、金聖愛(キム・ソンエ)氏との間に生まれた金平一氏は、金日成大学政治経済学科を卒業し、父親に似た容姿と優秀な成績で、大学時代から金総書記の政敵とされた。北朝鮮事情に詳しい消息筋は、「1970年代初め、金総書記との権力闘争で金聖愛氏が敗れ、金平一氏が事実上、冷遇される身となった」と話した。
金聖愛氏の子どもは、正室ではない第2夫人の子どもという意味の「枝」と呼ばれ、海外で暮らした。金平一氏は1979年に駐ユーゴ大使館に勤務したのを皮切りに、1988年のハンガリー大使赴任に続き、ブルガリア、フィンランド大使を務めた。金平一氏の姉のキョンジン氏は、キム・グァンソプ駐オーストリア大使の夫人として現地に滞在している。弟の英一(ヨンイル)氏は、駐ドイツ大使館で参事官を務めていたいが、2000年に現地で持病のために死亡した。






