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「暴言・セクハラ疑惑」のソウル市響代表が辞任

「暴言・セクハラ疑惑」のソウル市響代表が辞任

Posted December. 30, 2014 03:33,   

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暴言やセクハラ疑惑で辞任を迫られていたソウル市立交響楽団の朴鍱貞(パク・ヒョンジョン)代表(52)が29日、辞意を明らかにした。

朴氏は同日、ソウル鍾路区(チョンロク)の世宗(セジョン)大路にあるソウル市立交響楽団の練習室で緊急記者会見を行い、「今日付でソウル市立交響楽団の代表を辞任する」と述べた。

朴氏は、「問題が発生した後もソウル市立交響楽団代表を続けた理由は、地位に対する未練があったからではなく、状況が展開する間、内容や形式、手続き上の問題があったことを提起しようとしたからだった」とし、「個人の名誉回復が重要だが、税金で運営されるソウル市立交響楽団が正常に運営されないことは耐え難かった」と辞任を決めた理由を語った。

そして、「過ちも多く、この点は心から謝罪する」としながらも、「様々な歪曲と魔女狩り式の世論で大変傷つき、公正でない一方的な調査で非常に辛かった」と話した。朴氏は、「悔しいことも多いが、辛い気持ちをひとまず押し殺して、去ろうと思う。真実はいつか明らかになるだろう」と述べた。朴氏は記者会見の後、記者の質問を受けず会見場を後にした。

これに先立ち、ソウル市の市民人権保護官は23日、交響楽団の職員の要請で朴氏の人権侵害の有無を調査した結果、暴言やセクハラなどが確認されたとし、ソウル市長に朴氏の懲戒を勧告した。これを受け、ソウル市立交響楽団理事会は30日に朴氏の解任案を上程して処理する予定だった。