韓国コンテンツ振興院の洪相杓(ホン・サンピョ)院長(57・写真)が、任期満了まで4ヵ月を残して辞任すると表明し、その背景に注目が集まっている。
韓国コンテンツ振興院と文化体育観光部(文体部)によると、洪院長は10日午前、振興院の幹部らが出席した経営戦略会議で辞意を明らかにした。この席で洪院長は、「後任者の選任が順調に進むよう、文体部に辞意を伝えた」とし、「後任者が決まれば、任期が残っていても退く考えであり、その時までは最善を尽くして職務を遂行していきたい」と述べた。洪院長の任期は来年3月で終わる。
院長応募には通常2ヵ月程度がかかるため、洪院長は来年1月までは院長職を続けるものと見られる。振興院内では、すでに次期院長に内定した人物がいるため、洪院長が意図しようがしまいが辞任を表明するしかなかったという話も出ている。振興院の関係者は、「(大統領府で)据えようとする人物がいるため、人事を急いでいるといううわさが立っている」とし、「来年1月頃、今の院長が退いて新しい院長が来れば、今政権が終わるまで3年の任期を満たせるということだ」と述べた。
しかし文体部の関係者は「洪院長が先に辞任を表明し、受け入れた」とし、「金鍾徳(キム・ジョンドク)新任長官が赴任して以来、任期が満了したり、空席として残されていた傘下機関長の人事が進んでいるなか、洪院長も辞任を表明したものと聞いている」と述べた。
李明博(イ・ミョンバク)政権時代に大統領府広報首席を勤め、12年3月振興院長に選任された洪院長は当時、天下り人事という批判を受ける場面もあった。洪院長は東亜(トンア)日報との電話インタビューで、「今日の幹部会議で述べたこと以外に、何も言うことはない」とコメントした。






