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19日にリパート駐韓大使承認、「韓半島政策ラインの空白を最小化」

19日にリパート駐韓大使承認、「韓半島政策ラインの空白を最小化」

Posted September. 19, 2014 03:38,   

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マーク・リパート駐韓米国大使指名者(41)承認案が18日(現地時間)、米国上院本会議で処理される。

ワシントン外交消息筋は、「駐アイルランド大使指名者と共にリパート氏の承認が18日、上院本会議で処理される予定であり、特に無理なく通過すると見える」と伝えた。リパート氏は2009年のオバマ政府発足後、国家安全保障会議(NSC)首席補佐官などを務めるなど、オバマ大統領の最側近の1人だ。

リパート氏の承認案は6月に上院外交委員会で通過したが、野党の共和党が「政治的任命」という理由で本会議の処理を拒否し、11月の中間選挙後にずれ込むと見られた。上院が予想よりも早く本会議で処理することを決めたのは、韓半島政策ラインの空白を長期化できないことに政界が共感したためと見える。北朝鮮がケネス・ペ氏ら米国人3人を長期拘束している状況で、効果的なメッセージを北朝鮮に伝えるには、北朝鮮政策の核心ポストである駐韓米国大使の席を長く空けておくことはできない。

そのうえ、イスラム教スンニ派の過激派組織「イスラム国」の問題が米国最大の外交懸案に浮上した状況で、共和党がリパート氏の承認を遅らせる大義名分や動力が弱くなったことも理由に挙げられる。

リパート氏は、18日に承認が通過すれば、直ちに赴任準備に入るという。歴代最年少の駐韓大使になるリパート氏は、1999年からトム・ダシュルやパトリック・レイヒなどの上院議員を補佐し、政策経験が豊富だと評されている。前任のソン・キム大使は、米国務副次官補(東アジア太平洋)に就く予定だ。