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朴大統領「軍に大いに失望…抜本的な事故防止策を」

朴大統領「軍に大いに失望…抜本的な事故防止策を」

Posted August. 14, 2014 03:59,   

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朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は13日、「最近、立て続けに起こっている軍軍基地内の事件によって、子どもを軍に送る親と家族の軍に対する不信が大きくなっている」とし、「今後、親の心を踏みにじるなら、地位の上下を問わず必ずそれ以上の責任を問う」と強調した。

朴大統領は13日、国防部で緊急全軍主要指揮官会議を招集し、「(軍に対する)不信を信頼に変える重い責任が軍指揮官にあることを痛感しなければならない」として、このように述べた。朴大統領は、第28師団「ユン一等兵暴行死亡事件」と関心兵士の自殺が相次ぐと、先月16日に全軍指揮官会議が開かれてから1ヵ月も経たないうちに緊急会議を再び招集した。兵士の死亡事件を機に、軍統帥権者が国防部長官をはじめ師団長級以上の全軍の指揮官を招集したことも異例だ。

朴大統領は、「私はこれまで、困難な安全保障状況でも本来の任務を揺ぎなく遂行してきた韓国軍を信頼してきた」としながら、「しかし、今年軍で発生した一連の事件・事故を見て、失望せざるをえない」と述べ、抜本的な再発防止策づくりを指示した。

会議には、韓民求(ハン・ミング)国防部長官や崔潤喜(チェ・ユンヒ)合同参謀議長、各軍総長など軍首脳部や師団長級以上の指揮官、兵営文化革新委員会委員など140人余りが出席した。韓長官は会議で、△人権が保障される兵営文化の定着、△安全な兵営環境づくり、△綱紀が確立した軍隊の育成の3分野で構成された兵営文化革新案と課題を報告した。しかし、すでに過去に軍が発表した改善案を繰り返したにすぎないと指摘されている。

朴大統領はまた、軍の士気が低下したことに憂慮した。朴大統領は、「強い軍隊は、上下が信頼と戦友愛でひとつになり、士気が高い軍隊だ」とし、「どんなことがあろうと、韓国軍に少しの揺るぎもあってはならない。揺ぎなく国土防衛に万全を期してほしい」と述べた。国防部関係者は、「会議の結果に基づいて、官民軍による兵営文化革新委員会と協力体系を構築し、兵営内の悪習を根絶する総合対策を設ける方針だ」と述べた。