Go to contents

「代表引退も辞さず」 女子バレーの金軟景がFA資格問題で背水の陣

「代表引退も辞さず」 女子バレーの金軟景がFA資格問題で背水の陣

Posted July. 16, 2013 07:15,   

한국어

自由契約選手(FA)資格を巡って所属チームの興国(フングク)生命と対立している女子バレーボール代表の金軟景(キム・ヨンギョン、25)が背水の陣を張った。

金軟景は15日、ソウル市中区太平路(チュング・テピョンロ)の韓国プレスセンターで記者会見し、「25日まで、大韓バレーボール協会(KVA)と韓国バレーボール連盟(KOVO)を相手取り、公式質疑と異議申請をしたことに対して具体的な合弁がなければ、国内でのプロ選手としての活動を辞めるのはもちろん、代表選手も引退する」と宣言した。

興国生命所属で海外で活躍している金軟景は、自由契約選手(FA)資格を巡り、興国生命と意見が対立している。金軟景は、興国生命選手として4シーズンをプレーし、レンタル移籍選手として日本で2シーズンを活躍した。その後、さらにトルコで2シーズンを活躍。

興国生命は、金軟景がFA資格を得るためには、規定上、興国生命で6シーズンをプレーしなければならないのだが、金軟景はその条件を満たしていないと主張している。これに対して、金軟景は、レンタル移籍して日本でプレーした2シーズンも興国生命所属での活躍期間に入れるべきだと反発している。

金軟景が、興国生命とKVA、KOVOに対して要求しているのは次の3項目。①国際バレーボール連盟(FIVB)に対して、元所属チームが存在するのかについて再度質疑すること、②金軟景が提出した国際移籍同意書の発行要請に答弁すること、③2日付で任意離脱選出として公示されたことに対する異議申請に対して答弁することだ。

FIVBは昨年9月、「金軟景は興国生命所属」という有権解釈を出している。だが、金軟景は、この有権解釈に対し、受け入れられないとして反発している。

一方、この日、代理人と弁護士とともに会見場に現れた金軟景は、事前に用意した記者会見文を読み上げては、報道陣からの質問を一切受け入れずに退場した。金軟景は、任意離脱選手としての身分が続く限り、国内外のどのチームでも活躍が認められない。また、国際移籍同意書を受けられないと、海外進出への道も閉ざされる。