日本フィギュアの安藤美姫、出産していた

２０１１年の国際スケート連盟（ＩＳＵ）世界フィギュアスケート選手権の女子シングルの優勝者である安藤美姫選手（２５）が出産していた事実を告白した。

安藤選手は１日、テレビ朝日とのインタビューで、今年４月に第１子となる女の子を出産していたことを明らかにした。昨年１０月に妊娠の事実を知ったという安藤選手は、「妊娠したことを知って悩んだ。おろすことも考えた」と話した。

安藤選手は、「ひまわり」と名付けたことも明かしたが、父親が誰なのかは語らなかった。日本のメディアは、２０１１年から安藤選手との熱愛説があった南里康晴氏（２８）を父親と推測している。整った顔立ちで日本で人気が高かった南里氏は、２００４年のジュニアグランプリの男子シングルのファイナルで優勝した。２０１１年に現役から引退した南里氏は、父親なのかどうかについて無言を貫いている。２０１１年まで３年間安藤選手と交際していたニコライ・モロゾフ元コーチは、「出産について全く知らなかった。私は父親ではない」と父親説を否定した。

２０１１年の世界選手権の後、引退の可能性が高いと見られた安藤選手は、先月アイスショーを通じて現役復帰した。出産直後の５月から練習に集中している安藤選手は、「来年のソチ五輪で有終の美を飾りたい。五輪後に引退する」と話した。