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南北対話—米中首脳会談、北朝鮮に一貫したメッセージを送るべきだ

南北対話—米中首脳会談、北朝鮮に一貫したメッセージを送るべきだ

Posted June. 08, 2013 05:28,   

12日、ソウルで開催予定の南北閣僚級会談の実務準備をめぐって、7日、南北がせわしく動いた。北朝鮮は9日に予定された実務接触の場所に開城(ケソン)を提案したが、韓国は板門店(パンムンジョム)韓国側の「平和の家」で行なうことを提案した。2007年6月にソウルで最後に開かれた閣僚級会談が南北関係全般を扱う最上位の対話であったという点で、南北関係修復の契機ができた。李明博(イ・ミョンバク)政府時代に断絶した南北関係を本軌道に乗せるという次元を越え、新たな枠組みの南北関係を調整する会談になることを期待する。

政府は至急扱わなければならない懸案から一つずつゆっくり取り上げる慎重さが必要だ。開城工業団地を急いで正常化させ、離散家族の再会を行ない、分断で犠牲になって故郷に帰ることのできない人々を心の傷を癒さなければならない。国軍捕虜、拉致問題も解決の糸口を見つけるための努力を疎かにしてはならない。

今回の閣僚級会談は、新政府の北朝鮮政策である信頼プロセスの基調と全般的な戦略を成否を分ける試験台になるだろう。南北関係の発展と北朝鮮の核問題をどの程度結びつけるのか、天安艦沈没と延坪島砲撃を受けて取られた5・24措置を解除するのかどうかも悩まなければならないだろう。北朝鮮の乳幼児を対象にした人道的支援は実施するとしても、食糧支援を含む大規模な経済協力を推進するには、挑発防止を担保する具体的な約束がなければならない。

南北間の和解ムードが造成された状況で7、8日に米国で行なわれる米中首脳会談の結果も注目される。北朝鮮核問題を最重要議題にすると明らかにしたため、北朝鮮の非核化について両首脳から明確な発言があるだろう。非核化の進展がない状況では、南北関係の改善がなされても不安な平和になるだろう。

南北関係の発展は、窮極的に北朝鮮の非核化と韓半島における恒久的な平和の定着に寄与する方向に進まなければならない。南北対話に臨む韓国政府の声と米中首脳会談で採択される北朝鮮へのメッセージが一貫して出される時、27〜30日に北京で開かれる韓中首脳会談も力を得る。

7日、朴槿恵(パク・クンヘ)大統領が全軍指揮官会議で強調したように、南北対話を推進する過程でも北朝鮮の奇襲挑発に対する態勢を怠ってはならない。安保が揺れれば対話も平和もその存立基盤を失うことを肝に銘じなければならない。