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赤ちゃんも泣き止む「カンナムスタイル」、動画サイトで大人気

赤ちゃんも泣き止む「カンナムスタイル」、動画サイトで大人気

Posted October. 08, 2012 09:06,   

会社員のキム・スジさん(34・女)は最近、歌手・サイの「江南(カンナム)スタイル」プロモーションビデオを見たいとねだる生後26ヵ月の娘と、いざこざを起こすことが多い。最初は、「江南スタイル」を叫びながら、ダンスを真似する様子がかわいくて、たまにはプロモーションビデオを見せた。しかし、一度見始めると最低5、6回は繰り返して見なければ気が済まない娘のため、いつからか娘とテレビのリモコンを奪い合うことになった。

キムさんは、「うちの子が少し変わっていると思っていたけど、秋夕(チュソク=旧暦8月15日)の時、同じ年頃の姪たちを見ると、皆『江南スタイル』にはまっていた」とし、「子供たちは、テレビにサイがが出てきたら、知っているふりをしながらダンスの真似をする」と話した。

世界的な「ブーム」を起こしている「江南スタイル」が、子供のこころまで虜にしている。子供の泣き声まで止まらせるという「ポ統領」(人気アニメのキャラクター「ポロロ」と大統領との合成語)の人気に比べられるほどだ。

最近、動画サイト「ユーチューブ」では、江南スタイルの音楽が流れると、泣き止む外国の子供の様子が映った動画が、数十万件のクリック数を記録し、人気を集めている。一人の子が、むずかっていたところ、江南スタイルの音楽が流れると、すぐに泣き止み、拍子に合わせて腰を振るシーンが入っている。

食事に愚痴をこぼしていたところ、江南スタイルのプロモーションビデオが流れると、うそのようにご飯を食べ始める子の姿が映っている画像も、ユーチューブで人気だ。4日、ソウル広場で行われたサイのコンサートでも、父親の肩車に乗って、公演を楽しむ子供らの姿を、よく目にすることができた。

子供たちが江南スタイルに熱狂するのは、ユニークに繰り返される面白いリズムや歌詞、ダンスが続く歌の特性のためだ、というのが専門家らの分析だ。崇實(スンシル)大学・音楽治療大学院のチェ・ビョンチョル教授は、「子供たちが江南スタイルに嵌る理由は、韓国語を知らない外国人たちが、この歌が好きなのと同様だ」とし、「歌詞の意味より、老若男女を問わず、楽しむことのできる面白いリズムを打ち出している歌だからだ」と主張した。

ただ、専門家らは、子供らが刺激的なプロモーションビデオの画面に、長時間さらされることには注意が求められると、アドバイスした。ソウル大学・小児精神化の鉠洙哲(チョ・スチョル)教授は、「プロモーションビデオは、様々な視聴覚的刺激を与えることができ、悪いとはいえないが、過度に長く見たり、嵌ることになれば、問題を起こしかねない」と指摘した。



pjw@donga.com