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韓半島通過の台風16号、全国38万世帯が停電

韓半島通過の台風16号、全国38万世帯が停電

Posted September. 18, 2012 08:01,   

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台風16号が15号と14号に続き、約15日ぶりにまた韓半島を襲い、各地で大小の被害が発生した。3つの台風がこのように短い期間に連続して韓半島に上陸したのは、気象観測史上初めてだ。

中央災難安全対策本部によると、17日午後3時現在、台風の影響で済州道(チェジュド)399ミリ、慶尚南道昌原(キョンサンナムド・チャンウォン)323ミリ、陜川(ハプチョン)295ミリなど南部地方に大雨が降った。済州道漢拏山(ハンラサン)のつつじ畑には829ミリ、慶尚北道慶州(キョンサンブクド・キョンジュ)の吐含山(トハムサン)484ミリなど、山間地方に記録的な雨が降った。

風も強く、全羅南道麗水市平島(チョルラナムド・ヨスシ・ピョンド)に設置された自動気象観測装備(AWS)には最大瞬間風速秒速43.9メートルが測定された。

強い風によって慶北慶州では住宅1棟が土砂に埋もれ住民1人が怪我をした。住宅破損や浸水で15世帯で29人の被災者が発生し、全国的に38万2000世帯が停電被害を受けた。洛東江(ナクドンガン)下流では6年ぶりに洪水警報が発令された。このため、政府や地方自治体は洛東江下流地域を含めた6市道で住民約1100人を待避させ、約1万2000人に避難を準備させた。

台風は同日午後7時ごろ、江原道束草(カンウォンド・ソクチョ)地域を通って韓国を通過したが、18日午前まで江原道地方と東海上には強い風が続きそうだ。



starsky@donga.com