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日本政界が「大物スキャンダル」で揺れる

Posted July. 20, 2012 04:07,   

日本の政界が野田佳彦首相の実弟や橋下徹大阪市長の不正、不倫スキャンダルで揺れている。

19日、日本メディアによると、野田首相の政治資金管理団体「未来クラブ」は08〜10年、政治資金収支報告書で、年1万円(約14万5000ウォン)を個人献金した公務員2人の肩書きを「会社役員」と記載していた。政治資金規正法は、記載が故意だった場合、事務責任者に5年以下の禁錮か100万円以下の罰金を規定している。未来クラブは昨年にも在日外国人から政治資金を受け取っていた事実が明らかになって物議を醸したと、産経新聞は報じた。

18日には、野田首相の実弟の野田剛彦・千葉県船橋市議の不正疑惑が起こった。野田市議は06〜10年、野田首相の政策秘書が取締役を務める市内の会社2社に依頼して「市民意識調査」を行ったとして、市から130万円を受け取った。しかし、この会社は調査と関係がない不動産や工業美術の会社だった。野田市議は、「調査結果をまとめた報告書はすでに処分した」と述べ、疑惑が膨らんでいる。

各種メディア調査で次期首相1位に選ばれる橋下市長は、クラブのホステスとの不倫が報じられた。19日に発売の週刊文春は、橋下市長が「タレント弁護士」として人気を呼んだ06〜07年、大阪の高級クラブで働いていた30代の女性と不倫関係だったと報じた。この女性はインタビューで、橋下弁護士はラブホテルにあったスチュワーデスや女子事務員のコスプレ姿での肉体関係を好んだと暴露した。

橋下市長は18日、メディアに「(08年に大阪)知事になる前までは、聖人君子のような生き方をしていたわけではない」と事実関係を一部認め、「まず妻に説明しなければならない。これからすごいペナルティが待っている」と苦笑いした。橋下市長は、高校の同級生だった夫人との間に3男4女をもうけた。

週刊文春は、新党「国民の生活が第一」の小沢一郎代表が、東日本大地震直後、放射性が怖くて東京を離れようとしたという内容が書かれた夫人の手紙を先月報じ、新党を発足させる小沢氏のイメージに傷を負わせた。



bae2150@donga.com