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カナダの富豪、韓国で12億ウォンかけて腰痛治療

カナダの富豪、韓国で12億ウォンかけて腰痛治療

Posted May. 15, 2012 08:38,   

慢性の腰痛に悩まされていたカナダの大手女性衣料会社の会長が治療のために韓国の病院を訪れる。

チャ病院慢性疼痛センターのアン・ガン教授は14日、「カナダの女性衣料会社『ナイガード・インターナショナル』のピーター・ナイガード会長(69)が来月2日に診療予約をした」と明らかにした。

病院側によると、ナイガード氏は財産が8億1700万ドル(約9394億ウォン)あり、カナダで70番目の富豪だ。今回も300人乗りのボーイング727専用機で訪韓する。ナイガード氏の主治医2人を含め約30人が随行する予定だ。病院側は、ナイガード氏一行の訪韓と治療に100万ドル(約11億4980万ウォン)以上の費用がかかると推定した。

腰椎椎間板ヘルニア脱出型を患っていたナイガード氏は、昨年まで香港のある病院で治療を受けていた。しかし症状が好転せず、別の病院と治療法を探していた。椎間板ヘルニアの施術は人工椎間板とネジを打ち込むうえ、治療後も再発する危険があるという主治医の説明を受け、幹細胞治療に期待をかけていた。このため、米国で幹細胞を研究する企業に莫大な資金を投資し、スポーツクリニックも買収したという。

そうするうちに、韓国のチャ病院が幹細胞を安全に保管するといううわさを耳にした。ナイガード氏は昨年10月、香港の病院での治療を中断し、韓国のチャ病院に直行した。そして病院に幹細胞を保管し、検診センターで総合検診を受けた。

当時、ナイガード氏の椎間板を検査したアン教授は、「4、5番の腰椎が脱出した状態で、腰椎と神経が一部くっついているうえ、腰骨の関節が肥大化し、『幹細胞治療は難しい』と助言した」と話した。ナイガード氏に同行していた主治医も、「幹細胞治療は医学的に幅広い検証を受けていない」と報告した。アン教授は、ナイガード氏がカナダに戻る直前、彼の主治医に「腰椎の手術せずに治すこともできる」と話した。

カナダに戻った後、ナイガード氏は今年、主治医を2度にわたって韓国に送った。主治医はチャ病院の慢性疼痛センターの施術を直接検証した。

アン教授が紹介した施術は、透視鏡下炎部組織剥離術(FIMS)という新しい治療法。脊椎の筋肉を映像撮影装置で見ながら1.2ミリの特殊針で刺し、狭くなったディスク(脊髄)の間隔を広げて、腰椎についた靭帯と神経を引き剥がす施術だ。最近、国内の脊椎専門病院でも行われている。施術時間は約1時間と短く、施術直後に退院できるのも長所とされる。

主治医は、FIMSが安全で施術結果が非常に優れていると判断し、ナイガード氏は韓国行きを最終決定した。アン教授は、「主治医が2週間以上滞在し、チャ病院の治療を細かく調べた。ファッション業界の最高経営者(CEO)の訪韓で、韓国医療への信頼度が高まるだけでなく、医療韓流も順風を迎えるだろう」と見通した。



viyonz@donga.com