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PF不良債権、バッドバンクが4兆ウォンを買い入れる

PF不良債権、バッドバンクが4兆ウォンを買い入れる

Posted April. 20, 2011 09:19,   

不動産のプロジェクト・ファイナンス(PF)の不良債権問題を解決するため、銀行業界が主導するバッドバンク(Bad Bank)が年内に4兆ウォン規模の不良債権を買い入れることを決めた。これは昨年末に金融圏全体のPF不良債権の約4割に当たる金額だ。

19日、金融界によると、金融監督院と都市銀行5行、特殊銀行3行で構成されたPFタスクフォース(TF)は、遅くても今年6月末までにPFバッドバンクを設立し、コンソーシアム形態の事業所に対する不良債権を先に買い入れる方針だ。

個別銀行が単独で融資した事業所よりは、複数の銀行がコンソーシアム形態で融資をした大型事業所の問題を解決することが急務という判断によるものだ。昨年末の金融界全体のPF不良債権9兆7414億ウォンのうち、銀行圏のPF不良債権は6兆4000億ウォン。このうちコンソーシアムの形態で行われた融資額は約4兆ウォンに上るという。

各銀行は、PF不良債権を買い入れるため、それぞれの不良債権の規模に応じてバッドバンクに一定額を出資する予定だ。今のところ、5000〜1兆ウォン程度の「キャピタルコール」約定を結ぶ可能性が高い。キャピタルコールは、バッドバンクの要請があれば、約定金額に比率に応じて銀行が資金を注入する方式。

金融監督院の関係者は、「一般の不良債権を整理する民間のバッドバンクである連合資産管理(UAMCO)も、設立当時1兆ウォンのキャピタルコールとクレジッドライン(信用供与限度)約定を結んだが、実際には5000億ウォンにやや及ばない出資金だけで運営されている」と話した。

不良債権を割引価格で買い入れ、正常化したあとに売却した代金を、再び不良債権の買い入れに使えるだけの出資金の規模は大きくなくても良い。ただ、不動産景気が今後も悪化する場合、銀行圏のPF不良債権の規模は、10兆ウォンまで増えると見られ、銀行の出資金もその分膨れ上がる可能性がある。

しかしPFバッドバンクの設立をめぐり銀行間の見解差が少なくないため、具体案をまとめるまでには曲折が予想される。不良債権の規模が小さい銀行は、敢えてバッドバンクを必要としないからだ。金融監督院の関係者は、「銀行圏が共同出資したUAMCOの提案を受けてPFバッドバンクを設立することであるだけに、銀行間の協議を経て決まるだろう」と話した。



cha@donga.com