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放射能雨を懸念、休校相次ぐ

Posted April. 08, 2011 10:39,   

「人の体に影響はないと言われているけど、どうなるか誰が分かりますか」

全国的に一日中春雨が降った7日、市民らは、日本の福島原子力発電所の事故による放射性物質が含まれた雨の被害を受けないよう極度に敏感な反応を示した。気象庁などの関係機関は、雨に混ざった放射性物質は人体に影響がないほど極少量だと明らかにしたが、市民の不安は静まらなかった。一部の市民は、外出をあきらめて家にこもり、多くの学校が休校になった。

●休校、休講、休暇、相次ぐ

多くの学校では、生徒への被害を防ぐために休校措置を下した。京畿道(キョンギド)内の98の小・中学校と幼稚園は、臨時公休日として授業をしなかった。また、34校では、短縮授業を行った。ソウル市教育庁は休校令は下さなかったが、各学校に、野外活動を自制し、手洗いを指導するよう緊急公文書を送った。しかし、一部の父兄は、市教育庁に電話をかけ、「子どもが放射性物質が混ざった雨にさらされるわけにはいかない」と、全学校が休校するよう要請した。

大学でも、教授の裁量によって休講が続出した。淑明(スンミョン)女子大学大学院に在学中のシン某氏(30)は、「教授が先に休講を提案した。一部の海外からの教授は、本国に帰らなければならないのではないかと不安がっていた」と伝えた。

企業でも、年次休暇を使う職員が増えた。また、職員が雨を避けるために、普段利用していない乗用車で出勤し、ソウル都心は午前中、ひどい交通渋滞となった。

妊娠7ヵ月の朴某氏(26)は、「日本の原発事故が発生した後、雨が降る度に敏感になる。今日は年次休暇を出して会社に出勤しなかった」と述べた。妊婦らが情報を共有するネットカフェにも、「(妊娠)6ヵ月なの出勤途中、数滴の雨に濡れた」、「冬にもしなかった手袋をはめて外出した」という内容が、次々に書き込みまれた。

●学校には送ったが…

休校措置が下されなかった一部の学校の父兄は、車で子どもを登校させた。

娘がソウル鍾路区崇仁(チョンロク・スンイン)2洞のスンシン小学校1年のハン某氏(45)は、「家から学校まで歩いて10分もかからないが、今日だけは雨に濡れないよう車で送った。傘の代わりにマスクと雨具も用意した」と話した。

小学校1年の息子に長靴を履かせて学校に送った金某氏(38)は、「降っている雨に濡れさえしなければいいのではなく、地面にたまった雨水も危険なのではないか。今日、雨が降るという予報を聞いて、昨日、町の市場で長靴を買って履かせた」と話した。

同日、済州道(チェジュド)で修学旅行中のソウル某学校は、修学旅行のスケジュールを取り消して、室内の講演に変えた。この学校の父兄のソ某氏(45)は、「心配になって連絡したところ、学校側から、室内授業をするので心配しなくていいと言われた」と話した。

●非常事態になった南部地方

日本と最も近い済州地域では、相対的に住民の不安が高かった。韓国原子力安全技術院(KINS)済州放射能測定所が、6日午後8時から7日午前3時までに降った雨水を分析した結果、放射性ヨウ素、セシウム137、セシウム134が、1リットル当たりそれぞれ最高2.77、0.988、1.010ベクレル検出された。人体にほとんど影響を与えないレベルだが、4日に採取した雨水から出たヨウ素0.357ベクレルに比べて、約7.8倍高まった。

このため、済州道は非常対策チームを構成し、国立農産物品質管理院と共同で、農産物に対する放射性物質検査を実施する予定だ。ひらめなどの陸上養殖場に対しては、海水の代わりに地下からくみ上げた海水を使うよう勧告した。外で乾燥させている魚をすべて室内で保管するようにさせた。農民も、ブロッコリー、ニンニク、ネギなどの収穫を中止した。牧場では、放牧中の牛や馬などを宿舎に待避させ、給水場を一時閉鎖するなど、奔走した。



takeoff@donga.com yena@donga.com