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口蹄疫による被害、1兆ウォンを超える

Posted January. 05, 2011 08:43,   

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年が変わっても口蹄疫が続き、被害も雪だるまのように膨らんでいる。

昨年11月29日、慶尚北道安東(キョンサンブクド・アンドン)で初めて口蹄疫が発生した後、3日までの殺処分規模は、計77万8850頭に達している。農林水産食品部は、「これまでに確定された殺処分補償金などの直接的被害額だけでも、計7000億ウォンに達するものと見られる」とし、「ところが、殺処分規模が増大するほど、補償額も増えるので、最終的な金額は算定しづらい」と明らかにした。

7000億ウォンには、ワクチン購入費や消毒液、詰め所運営費、生計安定資金、口蹄疫発生周辺地域の家畜買い付け資金などは含まれていない。生計安定資金だけでも、殺処分対象農場が2700ヶ所あまりを超え、計300億ウォンを上回る見通しだ。

さらに、口蹄疫による「無形被害」まで考慮すれば、口蹄疫による被害は計1兆ウォンを優に上回る。各地方自治体の日待ち行事などが、相次いでキャンセルとなり、地域経済に及ぼす悪影響も大きい。

また、口蹄疫清浄国地位を回復するまでは、肉類や畜産加工品の輸出も打撃を受ける。農食品部の関係者は、「追加の予算編成などを行えば、予算不足事態は起きないだろうが、金額は膨大に膨らみかねないことが負担だ」と語った。



alwaysj@donga.com